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水原紫苑に関するnekotunaのブックマーク (1)

  • DIGITAL BISCUIT * 横糸の見えない織物-水原紫苑論

    やや大雑把な言い方になるかも知れないが、現代の歌人たちの多くは、作品を「縦に読ませる力」と「横に読ませる力」との構成に腐心している。縦に読ませる力というのは、直立する一行の詩を文字通り縦に読ませる、つまり一首として読ませる力であり、作品のまとまりをより重視する者はいるとしても、これにまったく無頓着な歌人はいないと言っていい。対して、横に読ませる力というのは、まとまった作品として読ませる、あるいは歌集のページを先へ先へと繰らせてゆく力である。実は、こちらにはあまり関心のないといった風情の歌人たちがいる。たとえば井辻朱美であり、紀野恵である。そしてここで少し考えてみようとしている水原紫苑も、作品を横に読ませる力にあまり関心のない典型的な歌人の一人だと思われる。良い悪いを言うわけではないが、武川忠一が問題提起した「近代歌集の構成意識」とか、岡井隆の「主題制作と連作」といった近代短歌の歴史にまで関

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