【正方形は何個?】31個見つけたら人材、35個は天才、40個が最大!
鏑木清方(かぶらき きよかた・明治11年~昭和47年/1878-1972)は戯作者條野採菊の子として東京神田に生まれ、浮世絵師月岡芳年の門人、水野年方から絵の手ほどきを受けました。はじめ挿絵を手がけ、やがて展覧会を活動の場とする日本画家となり成功を収めますが、清方が自身の造形と題材を模索するなかで見いだしたひとつの理想郷は江戸の浮世絵にありました。なかでも鈴木春信や鳥居清長、勝川春章といった絵師たちの作品世界に傾倒し、季節や場所の風情を尊ぶ江戸人の心情にも深く共鳴しながら、たおやかで粋な独自の美人画を確立していったのです。 そしていまひとつ、清方が生涯描き続けた理想郷は、江戸の風情が色濃く残る、幼時を過した明治の東京でした。清方は来し方を繰り返し見つめ、季節の風物や市井のさりげない日常、暮らしの細部を丁寧に掬い、描きとめています。とりわけ戦中から戦後にかけて、東京から江戸の風情のみならず明
【春の展覧会「加地邸をひらく2015春:暮らしの記憶」】はNEWS最新版をご覧ください 展覧会「加地邸をひらく-継承をめざして」のお知らせ このたび、神奈川県葉山町の「加地邸」(遠藤新設計/1928年竣工)を会場として、展覧会「加地邸をひらく-継承をめざして」を開催することになりました。 葉山の高台に建つ加地邸は、F.L.ライトの高弟である遠藤新が、建築、照明器具から家具に至るまで総合的に手掛けた極めて重要な住宅建築であり、隅々にまで意匠の凝らされた興味深い作品です。これまで、所有者の意向により、一切公開されてきませんでしたが、今秋に初めて、世代交代への準備として、本邸を公開することになりました。 この貴重な別荘建築が、地域において幸せに引き継がれていくことをめざし、本展覧会で、その第一歩を踏み出したいと思います。 加地邸展覧会チラシのダウンロードはこちらから(PDF) 【当展覧会は予約制
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