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2021年12月12日のブックマーク (3件)

  • 雪調は工場群 | 雪の里情報館

    雪調のミッションの中枢を占めるのは、農村の窮状を緩和するための現金収入に結びつく「副業・農村工業」を研究し、振興することであった。 構内には、左の写真のように各種工場(醸造、瓶詰缶詰、木工金工、ホームスパン)が建ち並び、研究や各地からの研修生への講習が行われた。 この中には、国の機構改革よる施設名・事業内容の改変を経ながらも、昭和50年代半ばまで機能し続けた工場(「品総合研究所新庄支所」)もある。

    雪調は工場群 | 雪の里情報館
    nekotuna
    nekotuna 2021/12/12
    なるほど、ここで民藝というか柳宗悦が関係してくるのか。
  • 『雪調』設置までの道のり | 雪の里情報館

    山形県楯岡(現村山市)出身の衆議院議員松岡俊三(1880~1955)先生は、雪国救済を語る上で欠かせない人物である。 松岡先生は、大正末から昭和初めの雪国農村の窮状を目のあたりにして雪国救済の必要性を強く感じ、政府に対してそのための施策を強く訴え続けた。それはやがて政府を動かし、雪国に暮らす人々の生活を向上させる道を拓くことになるのである。 訴えの趣旨は、積雪と寒冷による各種の被害や不利益は台風や洪水などと同じ自然災害であり、国として救済すべきであるというものである。この考えに対する理解を広めて、救済を求める民衆の運動に高めようと、厳冬期に身の危険をも覚悟して豪雪の各訪問地に向けて「雪中行脚」に出たのである。雪の害に関する実態調査と、啓蒙つまり雪により被る害や耕作上の不利に対する諦念から人々を解き放つことに力を注いだのである。 その後、自らの足を駆使した調査で明らかにしたことにもとづいて、

    『雪調』設置までの道のり | 雪の里情報館
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    nekotuna 2021/12/12
  • 積雪地方農村経済調査所とは | 雪の里情報館

    昭和初期、積雪の苦に加えて繰り返す凶作のため疲弊しきっていた農村経済を更生させるために、調査・研究・指導を目的とした全国唯一の役所として積雪地方農村経済調査所(以下「雪せっ調ちょう」)が、農林省の出先機関として設置された。 モデルとすべき前例がない任務 全国初の事業所ということは、とりもなおさず、先人が手をつけたことのない領域の研究課題に取り組む使命を負っていたということである。 雪調の業務は、①農村経済係、②副業及び農村工業係、③積雪研究係の三部署で構成されており、それぞれの業務の遂行にあたっては、農業経済学の東畑精一や低温物理学の中谷宇吉郎、建築学の今和次郎、哲学者で民芸研究家の柳宗悦など、各界の第一線で活躍している研究者を糾合して実践的な研究が進められた。

    積雪地方農村経済調査所とは | 雪の里情報館
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    nekotuna 2021/12/12