ブックマーク / blog.tinect.jp (7)

  • 若手の人に「いい質問ってどうすれば出来るようになるでしょうか」と聞かれた時の話。

    つい最近、会社の若手の人から、「勉強会やセミナーの時、いい質問かどうかを気にしてしまって、質問自体なかなか出来ない」というような相談を受けました。 その時にしたやりとりがなかなか有益だったかも知れないと思いまして、内容をまとめてみたくなりました。 この記事で書きたいことは、大体以下のようなことです。 ・勉強会やセミナーなどで「質問」をするのは、質問の内容によらず、とても大事だし重要なことです ・もちろん質問は「疑問点を解決する」為のものなんですが、周囲の人の理解を明確化する役にも立つし、話を掘り下げるトリガーにもなり得るし、リスナーの反応を確認する為の重要なポイントにもなります ・その為、場面にもよりますが、来「いい質問をしよう」なんて考える必要はなく、「よくわかんなかった」「聞いてなかった」だけの内容でも、質問してもらえるだけで十分ありがたいです ・みんなもっと軽率に「質問」をしていく

    若手の人に「いい質問ってどうすれば出来るようになるでしょうか」と聞かれた時の話。
  • でかいペットボトルの焼酎を買う人間の末路

    おれと酒、酒とおれ おれは酒が好きだ。酒も俺のことが好きなんじゃないかな。 とはいえ、「酒」といってもいろいろある。大きく分けたら醸造酒と蒸留酒ということになるのか。大きく分けたらおれは蒸留酒のほうが好きだということになる。 おれが好きなのはウイスキーだ。ウイスキーがお好きでしょう。でも、さらに絞りたい。絞った先にあるのは、スコッチということになる。スコッチのなかの、シングルモルトということになる。 シングルモルトのなかでも、アイラモルトが好きだということになる。ラフロイグが好きだ、ボウモアが好きだ、なによりアードベッグが好きだということになる。どんな味がするのか。薬品臭とすら言われる独特の香りがある。そして、酔いがたまらん。 「酔い」に違いがあるのか。味や、匂いではなく。 おれは「ある」と答えたい。質の良いスコッチのもたらす酔いは別格だ。一瞬で深く染み渡り、じつにいい気分になれる。そして

    でかいペットボトルの焼酎を買う人間の末路
    nemuxnemu
    nemuxnemu 2023/06/28
  • 「質問がヘタな人」は、なんで質問が下手なのか

    「質問がヘタな人」が、世の中には数多くいる。 例えば、こんな感じだ。 * 後輩 「先輩、昨日のお客さんの件で、いまお時間いただいていいですか?」 先輩 「うん。」 後輩 「今後、どういう作戦がいいかと思いまして。」 先輩 「……?何の話?営業の話?それとも提案資料について?」 後輩 「えー、追いかけるべきかどうかです。」 先輩 「……ああ、今はまだ、ちゃんと営業したほうがいいんじゃないかな。」 後輩 「あ、じゃ、ご案内したほうがいいですよね?」 先輩 「……?何を?カタログ?会社案内?」 後輩 「次回の営業セミナーです。」 先輩 「ああ、営業セミナーか、そうだね、ん-、ま、ご案内したほうがいいかな。」 後輩 「わかりました。あ、どっちがいいですかね?」 先輩 「どっちって……?何の話?セミナー何種類もあったっけ?」 後輩 「いえ、セミナーをメールでご案内するか、直接会ってご案内するかです。

    「質問がヘタな人」は、なんで質問が下手なのか
  • 会議などで突然話を振られたときに、うまく答えるコツについて。

    会議などで上司から「どう思う?」と急に意見を求められて、焦ったことがある方は、少なくないのではないでしょうか。 ヘタなことは言えないし、何か言っても「つまんねえ答えだな」と思われてしまうと、いろいろと損をしかねない。 しかし、逆に考えればここでうまく答えることができれば、アピールになるわけですから、それなりに注意を要するコミュニケーションです。 では「どう思う?」と急に話を振られたときに、どのように答えるべきしょうか。 私が教わった「急に話を振られたとき」の対応 実は「急に話を振られた時の対応」は、内容が大事だというより、回答のしかたにコツがあります。 というのも、コンサルティング会社では、客先に出されるとき、最初に教わることの一つなのです。 私はこう教わりました。 1.すぐに答えようとするな 2.書くなどして考えるための時間を稼げ 3.質問を正確に把握するため、逆に質問せよ 4.「クッシ

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    nemuxnemu
    nemuxnemu 2022/11/22
  • 私が教わった「相手の話をうまく整理する技術」とは。

    相談があるのだけど……」と知人友人から持ち掛けられて、親切心から「アドバイス」をしてあげた。 でも、全く相手に響かず、「なんで言うとおりにやらないの」と、逆に相手を責めてしまい、何の解決にもならなかった。 そんな経験のある人はいないでしょうか。 私は死ぬほどあります。 そんな失敗から、徐々に私は「人からの相談」について、考えを改めざるを得ませんでした。 実際、「アドバイスの欲しい人」は当に少ないのです。 多くの人が求めているのは、「黙って話を聞いてくれる人」であって、あれこれと改善案を考えてくれる人ではありません。 しかも、もっと悪いことに親切心からの「改善策」「アドバイス」はむしろ、「なんでこんなこともやってないの?」という批判だと受け止める相談者も少なくありません。 「◯◯してください」や「◯◯すべきです」といった直接表現はまず、誤解されて伝わるのです。 そして、非難されている、と

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    nemuxnemu
    nemuxnemu 2022/11/15
  • 「攻撃するために質問する人」が職場にいると何が起きるか

    ちょっと前の話なんですが、職場にて、わたしとはまた別のチームのリーダーが辞めてしまって、とても惜しいなーという気分になっています。 実力がある人でした。色んな知識を持っていて、その知識を応用するやり方も知っていて、課題を見つければその課題を解決する方法を、しかも実現可能なやり方で考えられる人でした。 ただ、私が見る限り、その人にはたった一つだけ、非常に大きな欠点があって。 それは、彼が、 「攻撃の手段としてしか質問をしない人」だった、ということなのです。 まず前提として。 来であれば、「質問」というのは、何か自分が知らないことを教えてもらう、あるいは自分が知っていることと相手が知っていることを合わせて、新しい知見を導くために使うものです。 良い質問があると話が進みますし、皆の知見が深まります。 だから質問は大事ですし、気軽に質問が出来る環境作りも非常に重要です。 その辺の話については以前

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    nemuxnemu
    nemuxnemu 2020/02/12
  • 「スキル不足で職場に居場所がないおじさん」の救済プロジェクトに関わった時の話

    昔所属していたSI会社で、「職場に居場所がないおじさん」の救済プロジェクトに関わったことがあります。 いや、実際にそういうプロジェクト名だった訳ではなくて、確か 「キャリア再考プロジェクト」とか「スキルリデザインプロジェクト」とか、なんかそんなかっこいい名前だったような気がするんですが、 一緒に関わった先輩が言った「これ、やってることは職場で居場所がないおじさんのサルベージだよな…」という言葉が強く印象に残っていて、私の中でプロジェクト名が上書き保存されました。 まあその先輩、「リストラ前のアリバイ作りじゃねーの」とかひどいことも言ってたんですが。 どんなことをやったかというと、要するに人事部のサポートみたいな話でして、 ・所持スキルが案件に合わず、なかなかプロジェクトにアサイン出来ない人 ・プロジェクト内でスキル不足の為タスクが振れず、PMから扱いにくいとアラートが出ている人 ・要は社内

    「スキル不足で職場に居場所がないおじさん」の救済プロジェクトに関わった時の話
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