計12部屋の邸宅、756万円から売り出します――。千葉市が10日、ネット上で公売を始めた市内の物件が話題だ。「建物内で殺人事件が発生」と告知し、相場の4分の1の最低価格を設定した。こうした「事故物件」とは、どう付き合っていくべきなのだろうか。 邸宅は、JR土気(とけ)駅の南側、千葉市緑区あすみが丘6丁目の閑静な住宅街にある。三角屋根にれんが風の壁。出窓やバルコニーに加え、屋根裏部屋があるのが分かる。長く誰も住んでいないとみられ、草木は伸び放題だ。滞納された市税の回収のため市が差し押さえて、ヤフーの「官公庁オークション」での売却に乗り出した。 オークションサイトによると、敷地面積約527平方メートル、延べ床面積約308平方メートルで、築約22年。見取り図では、吹き抜けがあって風呂とキッチンがそれぞれ二つある。サイトの写真では、洋服やベッド、冷蔵庫などが残されたままだ。地元不動産会社は「この地
![豪邸が格安…でも「事故物件」 伝えなきゃだめ?:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/007c6a64c3f3ffaf667572d1afda1dae7ca36471/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20160510004875_comm.jpg)