ブックマーク / courrier.jp (224)

  • ピーター・ターチン「社会が不安定化するのは、高学歴者が増え過ぎたから」 | 権力を取れないエリートが反乱を起こす

    近年、世界中でポピュリスト政治家が台頭し、社会の不安定化が目立つ。進化人類学者のピーター・ターチンは、その不安定さの原因は社会に高学歴者が増え過ぎたことにあるという。英誌「エコノミスト」が、ターチンの理論について解説する。 高学歴者が増えすぎると社会は不安定化する? 11年前、ピーター・ターチンというコネチカット大学の研究者が英科学誌「ネイチャー」において、驚くべき予言をしていた。「アメリカと西ヨーロッパにおいて、今後の10年は不安定化の時代となる可能性が高い」 ターチンがその一因として着目したのが、「大学院の学位を持つ若者が過剰生産されていること」だった。 その後、予想が的中したかのように、ヨーロッパではポピュリズムが台頭し、2016年には国民投票でイギリスがEU離脱を選択するという予想外の展開が起き、アメリカではドナルド・トランプ大統領が誕生した。そしてフランスの「黄色いベスト運動」か

    ピーター・ターチン「社会が不安定化するのは、高学歴者が増え過ぎたから」 | 権力を取れないエリートが反乱を起こす
    nenesan0102
    nenesan0102 2021/08/02
    第一次産業で食えなくなる社会構造になったからじゃないの。昔は農家とかすごく裕福だったんだよ。林業なんかは事故が最高に多いのに月給おそろしく安いしね。漁業はまだ少しマシのようだけどコロナでガタガタ
  • 猫の「24時間外出禁止令」がオーストラリアの自治体で物議 | 犬などと同じに扱うべきか、はたまた猫の自由を尊重すべきか

    は家畜化されたのか?」──米誌「ニューヨーカー」の記事によれば、これはについて最もよくググられる疑問のひとつらしい。犬のようには人の言うことを聞かないはまだ「野生性」を保っているのかと疑う人が相当数いるということだろう。 家のなかで「ニャンモナイト」と化すもよし、外に出て近所を歩き回るもよし、よその人から別名で呼ばれるもよし……。ところが、そんな自由を謳歌してきた飼いたちに対して、オーストラリアのメルボルン郊外の自治体が「24時間の外出禁止令」を言い渡し、物議を醸している。 と野生動物を守るため 英紙「インディペンデント」によれば、この自治体はノックス市で、同市議会は2021年6月末にこの新法を可決した。議長によれば、たちと地元の野生動物を守るためだという。議長は文書でこう述べている。

    猫の「24時間外出禁止令」がオーストラリアの自治体で物議 | 犬などと同じに扱うべきか、はたまた猫の自由を尊重すべきか
    nenesan0102
    nenesan0102 2021/07/15
    漫画家のますむらひろし氏が、めっちゃ広大な自宅の庭で猫をのびのびと遊ばせてて、これが理想系なんじゃないかなと思ったことがある。虐待誘拐等を考えれば猫を外に出しちゃダメ
  • コロナ禍で注目が集まる“主人公気取り”がやめられない「主人公症候群」とは | 自分の人生の主人公は自分だとは言うが…

    ネット時間が長くなるほど陥りやすい 人がオンライン空間で過ごす時間は、パンデミック中に飛躍的に増えた。増加したオンライン時間は、パンデミック収束後もさほど減らず、増加状態が続くとみられている。 それに伴い、「主人公症候群(Main Character Syndrome)」というデジタル空間が促進する、新たな精神疾患が注目を集めている。 現時点では、曖昧な点もあり「診断可能な精神疾患としては存在していない」が、精神医学に詳しい専門家らによれば、現れる症状には下記のようなものがあるという。

    コロナ禍で注目が集まる“主人公気取り”がやめられない「主人公症候群」とは | 自分の人生の主人公は自分だとは言うが…
  • タコ愛が深すぎる飼育員が熱弁「タコと向き合うことは、己と向き合うこと」 | 子育てとタコ飼育には通じる部分もある?

    好きな動物を聞かれて「タコ」と答える人はなかなかいないかもしれない。だが、米国立ボルチモア水族館でミズダコの飼育を担当するピーター・ラーソン(38)は、とにかく深い愛をタコに抱えている。 ネットフリックスで配信されている『オクトパスの神秘:海の賢者は語る』がアカデミー賞を受賞してからじわじわとタコブームが来ていることを受け、米紙「ワシントン・ポスト」が古参のタコ好きであるラーソンにインタビューした。タコの魅力、タコの生態、コロナ禍のタコ、もっとも親しい関係を築いたタコとのエピソードなどなど、タコ一筋の男がひたすらタコを語り尽くす。 どこか人間味を感じるタコたち ──タコ(octopus)の複数形はoctopusesでいいんですよね? そう言われていますね。あるいはoctopi。ただ、octopusの語源はギリシャ語なのでoctopodesが正しいという説も。僕はoctopusesを使います

    タコ愛が深すぎる飼育員が熱弁「タコと向き合うことは、己と向き合うこと」 | 子育てとタコ飼育には通じる部分もある?
    nenesan0102
    nenesan0102 2021/07/01
    つ蛸壺
  • カナダ先住民の子供たち215人はいかにして闇に葬り去られたのか? | カトリック教会はその死を記録せず「行方不明者」にしていた

    黒人差別、アジア系差別、今度は先住民虐待と、西洋の植民地主義にまつわる暗い歴史が厳しく問い直されている。最近、カナダで先住民の子供たちの遺体が大量に発見されて再注目されている残酷な同化政策の背景に、先住民研究者が光を当てる。 カナダの隠された歴史のおぞましい一面が、2021年5月27日、世界に衝撃を与えた。ブリティッシュ・コロンビア州にある旧「カムループス・インディアン寄宿学校」敷地内の墓標のない集団墓地で、先住民の子供215人の遺体が地中探査レーダーによって発見されたのだ。 カナダ先住民の子供たち15万人が、家族や部族から引き離されて寄宿学校に入れられた。トカムルプス(この地名の英語の呼称がカムループス)で遺体で発見された子供たち215人(最年少は3歳)もそこに含まれる。それは、先住民の部族をその歴史文化もろとも解体し、未来を奪う大々的な植民地主義プログラムの一環だった。 そのためにカ

    カナダ先住民の子供たち215人はいかにして闇に葬り去られたのか? | カトリック教会はその死を記録せず「行方不明者」にしていた
  • 「東京五輪がそれでも開催される理由」を米紙が“数字”を使って徹底解説 | お金、人数、支持率に至るまで…

    Text by Kevin Draper, Andrew Keh, Tariq Panja and Motoko Rich 米紙「ニューヨーク・タイムズ」は6月21日、最大1万人までの観客を認めることにした東京オリンピックについて、「なぜそれでも東京五輪は開催されるのか──その秘密は『数字』が握る」という記事を掲載した。お金、人数、支持率に至るまで、数字から五輪強行の理由を読み解く。 五輪はいつの時代も数字にこだわってきた。ラテン語で「キティウス(より速く)、アルティウス(より高く)、フォルティウス(より強く)」という五輪のモットーは、秒、メートル、キログラムを測らない限り、あまり意味をなさないからだ。つまり、どれくらい速いか、どれくらい高いか、どれくらい強いかを競うのだ。 だがここ1年と数ヵ月間、東京五輪をめぐって議論がなされる際には、別の種類の数字が目立っていた──増加する新型コロナウ

    「東京五輪がそれでも開催される理由」を米紙が“数字”を使って徹底解説 | お金、人数、支持率に至るまで…
  • アウシュビッツで“死の天使”メンゲレに「四足歩行の犬」にされたユダヤ人少年 | それも人体実験だったのか

    17年前に発見された衝撃の証言録 「メンゲレの犬」──これはイスラエルにあるホロコーストとユダヤ人の抵抗の歴史博物館「ゲットー・ファイターズ・ハウス」のアーカイブで、17年前に発見された衝撃的な証言録のタイトルだ。 その15ページにわたるポーランド語の記録には、まるでハリウッド映画さながらのストーリーが綴られている。記録の主人公は、ユダヤ人少年のオットー。彼はアウシュビッツで攻撃犬として振る舞うことを強制され、最終的には、物の犬ウィリーとの友情のおかげで命を救われたのだった。 文化研究で修士号取得を目指すタミー・バー・ジョセフは、ホロコーストにおける犬の役割──犬はユダヤ人迫害のために利用されることもあれば、ユダヤ人の命を救うこともあった──を独自に研究するなかで、この証言録を偶然見つけた。 「長い間、この物語にどう接するべきかわかりませんでした。誇張された作り話で、現実離れしているよう

    アウシュビッツで“死の天使”メンゲレに「四足歩行の犬」にされたユダヤ人少年 | それも人体実験だったのか
  • 脱北ヒロイン 米エリート校に広がる“お目覚め文化”に「北朝鮮と似ている」と苦言 | アメリカの名門校にがっかり

    アメリカの名門大学に編入したのに…がっかり? 脱北者で人権活動家のパク・ヨンミ(27) は、現在ニューヨークに在住し、難関エリート校のひとつであるコロンビア大学に通っている。2016年に韓国の大学から編入したのだ。 彼女がアジア圏だけでなく、欧米諸国でも注目を集めたきっかけは、2014年の国際会議でのスピーチだった。 彼女はアイルランドで開かれた18~30歳の若者による国際会議「One Young World」に参加し、壇上で涙ながらに北朝鮮の悲惨な実情や、常にレイプや死と隣り合わせだった中国での脱北生活について語った。その様子は世界中で報じられ、英メディアBBCが毎年発表する、世界に影響を与えた「100人の女性」にも選ばれた。

    脱北ヒロイン 米エリート校に広がる“お目覚め文化”に「北朝鮮と似ている」と苦言 | アメリカの名門校にがっかり
  • 不平等⁉︎ 痛みの感じ方は男女で違い、女性の方がツラい | 生理痛、陣痛もあるのに…

    出産時の痛みに耐えなければいけない上、毎月のように生理痛を経験することもあるため、女性の方が痛みに強い、という通説がある。だが、どうやらそうでもないらしい。 米紙「ワシントン・ポスト」のヘルスコーナーで、痛みに関する著作を出版している医師が慢性的な痛みに関しては「女性の方が大変」と書いている。 意外な実験結果 慢性的な痛みに関しては、男女間で平等などは存在しない。 女性の方が大変だ。男性よりも慢性的な痛みを抱えやすく、片頭痛、線維筋痛症、過敏性腸症候群、関節リウマチなどの自己免疫疾患など、慢性的な不快感を伴う病気にかかる可能性が高い。これらの症状の多くは、CTスキャンや血液検査では見つからないこともあるため、なかには誤ってその症状が物かどうか疑う医者もいる。 女性は、過去2世紀にわたって極めて長寿化し、平均して男性よりも5年長く生きるが、障害を抱えたまま長生きすることも多い。

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  • パンデミックで広がる「疲労症候群」──なぜ、私たちはいつも疲れているのか? | 哲学者ハン・ビョンチョル「儀式の消滅で、人々は消耗する」

    コロナ禍で、私たちは疲れ切っている。度重なるズーム会議、永遠と続くように思われる外出自粛生活、そして失われた他者との触れ合い──韓国生まれのドイツの哲学者ハン・ビョンチョルは、このパンデミックが私たちの精神に与える影響について警鐘を鳴らす。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、私たちの社会の危機を映し出す鏡だ。そして、社会がパンデミック以前から患っていた病状をいっそう激化させた。その一つが、過労だ。 現在、私たちの誰もが何らかの形で疲労困憊している。ここで指しているのは、どこにいようと人生に影のようにつきまとう「根的な疲れ」のことだ。パンデミックの渦中で、私たちは普段よりさらに疲れ切っている。 自著『疲労社会』(未邦訳)のなかで、私は成果主義が招く疲労を「ネオリベラル社会の病」と表現した。自己実現をしていると信じて、私たちは自発的に、そして情熱を持って自分自身から「搾取」する

    パンデミックで広がる「疲労症候群」──なぜ、私たちはいつも疲れているのか? | 哲学者ハン・ビョンチョル「儀式の消滅で、人々は消耗する」
  • 「大坂なおみが記者会見を避けるのは当然だ。女性にはアホな質問しか飛んでこないから」 | 米紙コラムニストがジェンダーの視点から斬る

    大坂なおみがメンタルヘルスの問題を理由にコートから離れたことを受け、米紙「ワシントン・ポスト」のコラムニストが記者会見のジェンダー格差を鋭く指摘する。なぜ女性アスリート、とくに有色人種の女性アスリートはひどい扱いを受けるのか。そんな不公平な場でのプレーを拒んだ大坂の問題提起に、私たちはどう答えるべきなのか──。 「ディーバ気取り」だって!? テニスに関する私の知識は限られている。それはニュースの見出しを通して知るぐらいのスポーツで、今週に大坂なおみが全仏オープンを棄権すると発表したときもそうだった。彼女は、その数日前に試合後の会見には出ないと表明したときと同様、メンタルヘルスの維持を理由としてあげた。 大坂の会見拒否の公表を受けて、英紙「テレグラフ」の著名スポーツライターは、「ディーバ気取り」だと批判した。同じくイギリスのテレビ司会者ピアース・モーガンは、「世界のスポーツ界で最も怒りっぽい

    「大坂なおみが記者会見を避けるのは当然だ。女性にはアホな質問しか飛んでこないから」 | 米紙コラムニストがジェンダーの視点から斬る
  • ドローンを火山の噴火口に突入させて“溶けるまで撮影”した映像の「神秘的美しさ」 | 6000年ぶりに噴火したアイスランドの火山に超接近

    アイスランドでは3月19日に、ファグラダルスフィヤル火山が噴火した。この火山が噴火したのは約6000年ぶりで、それ以降、現地には多くの研究者や見物客が殺到している。 地元メディア「アイスランド・モニター」は「噴火が小規模であることが、大きな魅力となっている。次々と流れ出る溶岩流が写真家やデザイナー、作家などにインスピレーションを与えている」と書く。 アメリカの映像作家ジョーイ・ヘルムズもその一人。彼は火山の噴火口に向かってドローンを飛ばし、これまでに見たことのない映像を作り上げた。 5月末に自身のユーチューブ・チャンネルに投稿された映像は、火山の麓から溶岩の流れに逆流するように噴火口へと近づいていく。ドローンはマグマの激流の上を飛行し、噴火口に近づくにつれて激流の色は鮮やかになっていく。 噴火口に到達してもドローンはスピードを緩めず、そのまま吹き出すマグマに向かって突進。マグマに呑み込まれ

    ドローンを火山の噴火口に突入させて“溶けるまで撮影”した映像の「神秘的美しさ」 | 6000年ぶりに噴火したアイスランドの火山に超接近
  • 米紙「日本政府は損切りし、IOCには『略奪するつもりならよそでやれ』と言うべきだ」 | 日本政府は主権まで放棄したわけではない

    国際オリンピック委員会(IOC)のフォン・ボッタクリ男爵と金ぴかイカサマ師たちの間では、いつの間にやら、日を自分たちの足置き台として使おうということで決まっていたようだ。 だが、日は五輪開催に同意したとき、主権まで放棄したわけではない。東京での夏季五輪開催が国益を脅かすのなら、日の指導者たちはIOCに対し、略奪はよその公国へ行ってしてくれと言うべきである。 中止はつらい。だが、それが弊風を正すことにもなるのである。 フォン・ボッタクリ男爵、別名トーマス・バッハIOC会長とそのお供の者たちには悪癖がある。それは自分たちをもてなすホストに大散財をさせることだ。まるで王族が地方にお出ましになったとき、そこの小麦がべ尽くされ、あとに残るのが刈り株だけになるときのような話だ。 日国民の72%が、このパンデミックの真っ只中に国外から1万5000人のアスリートや五輪関係者をもてなすのは嫌であり

    米紙「日本政府は損切りし、IOCには『略奪するつもりならよそでやれ』と言うべきだ」 | 日本政府は主権まで放棄したわけではない
    nenesan0102
    nenesan0102 2021/05/08
    日本政府のチキンぶりを知らないから…
  • 「難病で認知力が低下した妻と離婚しました。私は間違っているのでしょうか」 | 介護者の深い苦悩を社会は理解しない

    運動機能や認知機能に影響を及ぼし、性格の変化など様々な症状を引き起こすハンチントン病。そんな難病を抱えるをひとりで支えてきた男性が、介護の重圧に耐えきれなくなり、離婚を決意する。変わりゆくの姿と介護に苦しみ、別れた自分は悪なのか? 著名セラピストのローリ・ゴットリーブが答える。 愛する人だけど、ひとりきりの介護に限界が来た セラピストさま 30年間連れ添ったが2012年、ハンチントン病と診断されました。脳に障がいが生じる遺伝性疾患で、治療法はなく、死に至る病です。診断当時のは47歳で、病は少しずつ彼女の心身を蝕んでいきました。 私は5年間、の唯一の介護者でした。の体を洗い、服を着せ、事をさせ、その他、あらゆることをしました。 けれども2017年、私は限界に達し、を長期ケア施設に預けるほかありませんでした。私は燃え尽きていたのです。 その少しあと、離婚の手続きをしました。介護

    「難病で認知力が低下した妻と離婚しました。私は間違っているのでしょうか」 | 介護者の深い苦悩を社会は理解しない
    nenesan0102
    nenesan0102 2021/02/17
    医療学生のときにハンチントンの患者さんの古い映像を見させられたけど、あれはつらい。認知機能も落ちるし、その人じゃなくなっていくんだよね。この手の残酷な脳神経系難病って結構あるんだよ。。
  • 「イケメン大卒者の精子」が“売り切れ”続出─パンデミックで枯渇する精子バンク | 個人間での精子取引が急増中

    “精子不足”に陥る精子バンク アメリカの「精子王」たちは疲れ果てていた。 彼らはあちらこちらを飛び回っている。彼らはDNAテストを受け、彼らの精子は新しい保管システムで輸送される。それこそが女性たちの今求めることだからだ。彼らは電話での取材に応じることはできるが、早めに切り上げて欲しいと言われる。 ダラスやカンザスシティ、ポートランドやメインに向かっているところだからだ。女性の排卵のタイミングに間に合うように。それに加え、自分たちは職も持っているのだと強調した。 「人々は精子バンクにもう、うんざりしているんです」と、カイル・ゴーディは話す。29歳になる彼はカリフォルニア州のマリブ在住だ。不動産投資業を行うものの、ほとんどの時間を費やして旅費以外無料で女性に精子を提供する。 また、1万1000人近くのメンバーを擁する私的なFacebookグループ「スパーム・ドネーションUSA」も主宰し、女

    「イケメン大卒者の精子」が“売り切れ”続出─パンデミックで枯渇する精子バンク | 個人間での精子取引が急増中
  • アルメニアと日本の文化の決定的な違い、アルメニア人とユダヤ人の共通点 | 【インタビュー】駐日アルメニア共和国大使グラント・ポゴシャン

    ──アルメニアの特徴のひとつは、国外にいるディアスポラ(離散民)の数が多いことですね。 ナゴルノ・カラバフをめぐる武力衝突が2020年9月末に始まった後、ディアスポラのなかでは、米国のセレブのキム・カーダシアン・ウエストが「アルメニア・ファンド」へ100万ドル(1億円超)の寄付を発表しました。 国際政治学者のイアン・ブレマーも積極的に発言しました。 サッカー選手のヘンリク・ムヒタリアンは、この問題の調停プロセスを進める欧州安全保障協力機構(OSCE)ミンスク・グループの共同議長である露仏米の大統領に公開書簡を出し、戦闘を終わらせることを求めました。 歌手のシェールは、SNSでアルメニア支持を表明しました。 今回の武力衝突に対するアルメニア人ディアスポラの反応を教えていただけますか。 ポゴシャン 世界全体でアルメニア人の数は約1100万人です。そのうちディアスポラが800万人近くです。アルメ

    アルメニアと日本の文化の決定的な違い、アルメニア人とユダヤ人の共通点 | 【インタビュー】駐日アルメニア共和国大使グラント・ポゴシャン
  • 中国の奇習「纏足」とは何か? 106歳「最後の纏足女性」が“素足”を晒して証言 | 中国ニュース拾い読み 

    女児の足を縛って、人為的にその発達を抑える中華民族特有の風習「纏足(てんそく)」。女性の性的魅力を高めるとして、20世紀中頃までおこなわれていた習慣だが、今、「最後の纏足世代」が急速に姿を消しつつある。高齢となった彼女たちが、自らの生涯と纏足について語り始めた。 そもそも纏足とは何か? 中国では一般に「小脚(シァオジァオ)」とも呼ばれる纏足は、幼女の足首から先を布できつく縛って足の成長を阻害し、故意に小さく変形させる奇習だ。纏足をされた女性は、生涯にわたり歩行困難を強いられる。 纏足するには、女児が4~5歳になると長さ約3mの帯状綿布で両足の足首から先をそれぞれきつく縛り、発育を故意に抑える。施術中の女児は高熱を発するため、纏足は秋におこなわれた。女児は麻酔代わりにアヘンを吸わされた上で寝台に固定され、親指を除く8の足指を内側に強く折り曲げられ、時には舟状骨や距骨など足の甲の骨を石で砕い

    中国の奇習「纏足」とは何か? 106歳「最後の纏足女性」が“素足”を晒して証言 | 中国ニュース拾い読み 
  • モンゴル史上最強の女戦士「私に勝てる男じゃなきゃ結婚しない」 | 彼女はあの『トゥーランドット』のモデル!

    私と結婚したいなら、私に勝て──そう宣言し、モンゴルの屈強なレスラーを次々と地に組み伏せた女性がいた。チンギス・ハンのひ孫で、レスラーで、戦場を駆け故国を守った彼女の名前は、クトゥルン。あまり聞き覚えのない名前だが、実はあのオペラ作品『トゥーランドット』に登場する姫君のモデルになっているのだという。 誰もが恐れる最強の女戦士 戦士として活躍する中国のプリンセスを題材にした映画『ムーラン』が世界中で話題になっている。だが世の映画監督たちは、別の女性戦士に焦点を当てても良いだろう。たとえばクトゥルンというモンゴル人の女性戦士は、おとぎ話とは違い、実在した人物だ。記録に残された「倒した相手」の数、そして彼女の強さを伝える逸話が、その存在を裏付けている。 クトゥルンは、カイドゥ・ハンという男の娘だ。中国の元王朝と深い関わりを持つクブライ・ハンのいとこで、チンギス・ハンのひ孫に当たる人物である。そん

    モンゴル史上最強の女戦士「私に勝てる男じゃなきゃ結婚しない」 | 彼女はあの『トゥーランドット』のモデル!
  • 18世紀パリの人々はどんな音を聞いていた?─音響考古学が再現する“音の歴史” | ノートルダム大聖堂の再建にも活用

    昔の人々が聞いていた音を再現する「音響考古学」という学問がある。古地図や文献などの資料をたよりに、当時の音環境を分析し、再現する学問だ。 その第一人者のミレーヌ・パルドアンは、2011年から18世紀パリの生活音の再現に取り組んできた。現在は2019年に火災に見舞われたノートルダム大聖堂の再建にもかかわる彼女の活動を、仏誌「ル・ポワン」が取材した。 ノートルダム大聖堂の再建に生かされる技術 ノートルダム大聖堂に夜の帳がゆっくりと下りる。建物に入ると、今では天井の先に巨大な空が見えることに驚く。 崩壊した天井のアーチからは、様々な耳慣れない音が聞こえてくる。工事用の足場には不安な風の音、呼びかけあう夜間労働者の叫び声、空に開かれた大聖堂を今夜の寝床とする鳥の叫び……。 地上では、白い防護服を着て、まるで亡霊のように忍び込んだ専門家の一団が、最新の録音機材で音響のチェックを進めている。夜遅くまで

    18世紀パリの人々はどんな音を聞いていた?─音響考古学が再現する“音の歴史” | ノートルダム大聖堂の再建にも活用
  • アジア人の肌はいつから「黄色」になったのか─16世紀は「白人」だった | 人種は空想の産物にすぎない

    人や中国人、韓国人を含むアジア人は肌の色が黄色い「黄色人種」と呼ばれる。だが、歴史をひもといてみると、アジア人の肌が「黄色」だという認識が広がったのは19世紀になってからだった。 国立台湾大学外国語学部のマイケル・キーバック教授が解説する。 16世紀にはアジア人は「白人」だった 東アジア人は、いかにして「黄色人種」と呼ばれるようになったのか──。実は「黄色人種」という分類は、世界の人種をマッピングした結果にすぎず、実際の肌色とは何の関係もない。 16世紀に東洋人と西洋人が交流し始めたころ、西洋からの旅行者や宣教師、大使らは、東洋人に言及する際、たいてい「白人」と言っている。19世紀まで肌色は人種の特徴としてそれほど認知されていなかったので言及自体がめったになかったが、東洋人については幾度となく、「私たち(西洋人)と同じくらい白い」と表現されていた。 「黄色」という言葉は18世紀末に使わ

    アジア人の肌はいつから「黄色」になったのか─16世紀は「白人」だった | 人種は空想の産物にすぎない