ブックマーク / courrier.jp (218)

  • 米紙が迫った日本アニメの「ヒロイン描写」が複雑で深い理由 | 超能力なし、プリンセスでもない「普通のリアルな人物像」

    アメリカのヒロインより複雑で深い 現在、映画における女性の描写をめぐる議論が広まっているが、日のトップ・アニメーターは、アメリカアニメーターよりも重層的で複雑なヒロイン像を長年にわたって作り上げてきた。こうしたヒロインは、欠点や弱さを抱え、短気でありながらも、強さや才能も備えている。 細田守の『竜とそばかすの姫』(2021年)に登場する鈴は、多くの10代の若者と同様、ネット上の世界に比べて見劣りする日常を送っている。自身の分身である「ベル」は仮想世界<U(ユー)>で人気の歌姫だが、現実の鈴は田舎の内気な高校生だ。 しかし、ベルの音楽には、子供を救うために氾濫した川で溺死した母親の死をはじめ、鈴が経験した愛情や痛みが反映されており、耳の肥えたリスナーを惹きつけている。

    米紙が迫った日本アニメの「ヒロイン描写」が複雑で深い理由 | 超能力なし、プリンセスでもない「普通のリアルな人物像」
  • 安倍元首相は旧統一教会だけでなく「神道も政治化」した─米研究者が指摘 | 世俗国家・日本の「政治と宗教の癒着」に世界も驚愕

    安倍元首相と旧統一教会とのつながりは国内のみならず、日を「非宗教的な国」だと認識していた世界を驚かせた。だが、日の宗教を専門とするアメリカの研究者によれば、安倍派の政治家は神道の思想や価値観も政治利用してきたという。 安倍晋三元首相を狙撃した山上徹也容疑者は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に安倍が関係していたことが犯行の動機だった、と警察で供述している。旧統一教会は、救世主信仰の新興宗教だ。 1954年に同教会を創設した文鮮明(ムン・ソンミョン)は、家族を救済して世界を平和にするため、イエス・キリストが自分をこの世に送り出したと主張した。文は宗教活動の他、国際的なビジネスや保守系の反共産主義の政治活動にも関与しており、その信者は「ムーニーズ」とも呼ばれる。 安倍元首相と旧統一教会との政治的なつながりは、3世代前の祖父・岸信介までさかのぼり、父・安倍晋太郎と晋三に引き継がれた。安倍は

    安倍元首相は旧統一教会だけでなく「神道も政治化」した─米研究者が指摘 | 世俗国家・日本の「政治と宗教の癒着」に世界も驚愕
  • 「ロスチャイルド家が世界を支配している」という陰謀論と向き合うロスチャイルドさん | ユダヤ系メディアがインタビュー

    ユダヤ人が世界を牛耳っているという陰謀論は日でも耳にしたことがあるかもしれない。この類いの陰謀論と正面から向き合うユダヤ人がいる。姓はロスチャイルド。米ユダヤ系メディアが、その名前の皮肉も含めて聞く。 This article is translated from the English original, which appeared in the American Jewish news outlet the Forward. Click here to get the Forward’s free email newsletters delivered to your inbox. 陰謀論者にしてみれば、あのロスチャイルド家がイーロン・マスクをひそかに傷つけようと企んでいることを裏づける出来事が最近あったようだ。 その始まりはマスクが米民主党をバッシングして、共和党に乗り換えると言

    「ロスチャイルド家が世界を支配している」という陰謀論と向き合うロスチャイルドさん | ユダヤ系メディアがインタビュー
    nenesan0102
    nenesan0102 2022/07/21
    ユダヤ人は世界中にたった1400万人弱しかいないのに、ノーベル賞の受賞者のうち2割がユダヤ人で、ノーベル賞以外でもすごい才能の人が多くいる。そりゃ確かに驚異的だよね。陰謀論は知らんけど
  • 日本でアメリカ文学を教える米国人作家が驚いた「日本人学生の”壁”に対する価値観」 | 壁を作る前に、尋ねてみたいことがある

    在住の米国人作家マイケル・プロンコは、学生たちにアメリカ文学を教えるとき、戸惑ってしまうことがある。それはロバート・フロストの詩「壁直し」を教えるときだ。自由を奪う壁というものは壊すものだと思って生きてきたのに、日人学生の反応を見ると、彼らは必ずしも「壁」に否定的ではないようで──。 教師の自信を打ち崩そうとするもの アメリカ文学概説の講座を教えていて楽しいのは、学生の回答を読むときだ。日のマス教育を受けてきた学生たちの回答は概して当たり障りのない、ありきたりなものになりがちである。 女性の詩を読めば、学生たちは女性がいかに抑圧されてきたかを語る。アメリカの詩人、E・E・カミングスの詩を読めば、子供らしい言葉遊びが好きなのだと語る。ケルアックの小説の抜粋を読めば、旅に出たい気持ちが刺戟されるらしい。反戦歌を勉強すれば、「戦争はいけません」が出てくるのは避けがたい。 私は帰りの電車か

    日本でアメリカ文学を教える米国人作家が驚いた「日本人学生の”壁”に対する価値観」 | 壁を作る前に、尋ねてみたいことがある
  • 米紙が斬る「統一教会にとって日本は大事な“金づる”だ」 教団が安倍晋三を重宝した理由 | 文鮮明帝国の“カネの流れ”に迫る

    安倍元首相の殺害事件を受けて旧統一教会に厳しい目が向けられるなか、米紙「ワシントン・ポスト」がその資金源と大物政治家との関係に斬り込んだ。元教会幹部やカルト研究者らに言わせれば、日はこの世界的教団の富の7割を生み出す「金脈」だという。 霊感商法で儲かる世界帝国 悲嘆にくれる高齢者を狙う訪問販売と、著名な政治家との人脈づくり──世界平和統一家庭連合(旧統一教会)はこの両輪により、数十年をかけて日を最も当てにできる「金脈」として確立してきた。 教祖・文鮮明が築き上げたスピリチュアルで儲かる世界帝国を研究してきた専門家たちはそう指摘する。 そして今、日の安倍晋三元首相殺害の容疑者が「特定の宗教団体」に恨みを抱いていたと警察に供述し、旧統一教会が容疑者の母親は信者であると認めたことにより、この国で長らく物議を醸してきた同教会に再び厳しい目が向けられている。 日の報道によれば、山上徹也容疑者

    米紙が斬る「統一教会にとって日本は大事な“金づる”だ」 教団が安倍晋三を重宝した理由 | 文鮮明帝国の“カネの流れ”に迫る
  • トバイアス・ハリス「安倍晋三が望んだ国家像をようやく日本人が理解し始めた」 | 21世紀の「荒波に耐える」ために

    安倍晋三の伝記を書いた政治評論家のトバイアス・ハリスが米紙「ニューヨーク・タイムズ」に寄稿し、安倍の「国家ビジョン」について触れている。安倍は21世紀の「荒波に耐える」ために、必要な政策を実行しうる国家を日に残した。しかし、彼が望んだ「強い国家」というビジョンを、ようやく国民が理解しはじめた矢先に急逝してしまったのだ──。 “安倍晋三”を物語る一文 戦後最年少の52歳で総理大臣に就任した安倍晋三はその数ヵ月後の2007年1月、第166回国会開会式のあと、施政方針演説を行った。 演説の大部分は、ありふれた提案の羅列だった。だがそのなかの1文が、彼という人間をとりわけ物語っていた。彼はこう述べた。「次の50年、100年の時代の荒波に耐えうる新たな国家像を描いていくことこそが私の使命であります」 私はこの1文を、安倍元首相について執筆する間、そして金曜日の彼の暗殺について考える間、何度も思い返

    トバイアス・ハリス「安倍晋三が望んだ国家像をようやく日本人が理解し始めた」 | 21世紀の「荒波に耐える」ために
  • 英紙が「安倍晋三と統一教会の関係」に迫る─それは祖父・岸信介の時代から「公然の秘密」だ | 自民党とカルトの“近すぎる距離”

    Text by Kana Inagaki, Antoni Slodkowski, Eri Sugiura and Christian Davies 安倍元首相と旧統一教会とのつながりが注目されるなか、英紙「フィナンシャル・タイムズ」がそのカルト団体との“近すぎる距離”に迫った。それは祖父・岸信介の時代から、日の支配者層とメディアが見て見ぬふりをしてきた公然の秘密だと指摘する。 日政界の「不都合な真実」 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は7月11日に東京都内で会見を開き、安倍晋三元首相殺害の容疑者が同教会に恨みを抱いていたという報道に困惑しているとの見解を示した。 日教会会長の田中富広は、山上徹也容疑者の母親が会員であることは認めたが、献金額については明らかにせず、教会への献金は強要ではなく人の意思であると述べた。 山上の母親は同協会への多額の献金によって破産したと報じられている。

    英紙が「安倍晋三と統一教会の関係」に迫る─それは祖父・岸信介の時代から「公然の秘密」だ | 自民党とカルトの“近すぎる距離”
  • 中絶全面禁止のポーランドで起きている残酷な事実、胎児異常で共に命を落とす女性たち | ロシア兵によるレイプで妊娠しても、ポーランドで中絶できないウクライナ女性

    6月24日、米最高裁は女性の人口妊娠中絶の権利を否定し、世界に衝撃を与えた。一方、一足先に中絶がほぼ全面禁止されたポーランドにおいては、それゆえに女性が命を落とすなど、残酷な事件が起きているという。 中絶全面禁止ゆえに母親が命を落とす ポーランドでは、2021年1月に中絶がほぼ全面禁止された。それまでは胎児に重大な異常がある場合にのみ中絶が許されていたが、その法律が2020年10月に違憲と判断され、例外がほぼなくなったのだ。 しかし、米紙「ニューヨーク・タイムズ」によると、異常を抱えた胎児の中絶ができず、母子ともに命を落とすというケースが起きているという。 ポーランド南部に住んでいた30歳の美容師イザベラ・サイベは、第二子の妊娠14週目の2021年夏、胎児にはエドワーズ症候群の可能性があると医師に告げられた。心臓の片方の心室は動いておらず、鼻もなく、仮に胎児が生まれても長く生きられないのは

    中絶全面禁止のポーランドで起きている残酷な事実、胎児異常で共に命を落とす女性たち | ロシア兵によるレイプで妊娠しても、ポーランドで中絶できないウクライナ女性
  • 同胞に国を売られ、米仏に利益を貪られ、破綻した貧困国ハイチの苦しみの歴史 | フランスでは教えられない、闇に葬られた過去

    アメリカもハイチから利益を貪った その後1915年の夏、アメリカ軍はハイチに侵攻した。アメリカ政府は、ハイチがあまりにも貧しく不安定であったため、そのままにはできなかったのだと公式には説明した。 しかし他にも動機があったようだ。米海兵隊のグループがハイチの国立銀行に入り、50万ドルの金塊を持ち出したのだ。その金塊は、数日のうちにウォール街の銀行の金庫に置かれていた。数十年分の外交文書、財務報告、記録文書を調べたところ、当時、ウォール街の勢力が、ハイチとその財政を掌握するようワシントンに働きかけていたようだ。

    同胞に国を売られ、米仏に利益を貪られ、破綻した貧困国ハイチの苦しみの歴史 | フランスでは教えられない、闇に葬られた過去
  • イーロン・マスクが語らない「南アで育ったトラウマの過去」を父親が明かす | アパルトヘイトは彼の思想にどんな影響を与えたのか

    アフリカで生まれ育ったイーロン・マスクだが、その過去についてはあまり語らない。アパルトヘイトを推進する政府のプロパガンダが氾濫していた国で、マスクはどんな子供時代を過ごし、それは彼が目指す言論の自由にどんな影響を与えたのか。今も南アで暮らす父親や元同級生たちが口を開いた。 エリート白人コミュニティでの生い立ち 起業家のイーロン・マスク(50)がツイッターの買収を進めるなか、世界屈指の影響力を持つこのプラットフォームをどう形作っていくのか探ろうと、多くの人が彼の公式発言や過去に注目している。 だが、電気自動車(EV)メーカーのテスラや宇宙開発企業スペースXの最高経営責任者(CEO)として知られるマスクは、自身の過去の重要な部分、つまり、アパルトヘイト(人種隔離政策)下の南アフリカで白人として育ったことが彼をどのように方向づけたか、公の場であまり語ってこなかった。 「それ(語らないこと)自体

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  • ポール・クルーグマン 「1970年代のようなスタグフレーションに向かっているとは思わない」 | 欧州中央銀行の利上げ意向は「理解しかねる」

    アメリカ経済学者であるポール・クルーグマンはスペイン「エル・パイス」紙のインタビューに応じ、欧米諸国が講じる経済政策について意見を述べた。 先進国の社会格差に対して舌鋒鋭く批判を続けてきた彼は、いまの世界経済をどのように見ているのだろうか──。 貧困を容認する政治的決断 ──2008年の金融危機は、スペインに社会不平等という遺産を残しました。インフレはこれを悪化させるでしょうか。 必ずしもそうは思いません。アメリカでは、高所得者層より低所得者層の賃金のほうが伸びて、実際、賃金格差の縮小が見られました。 石油会社が巨額の利益を上げているという問題はありましたが、スペインでこれは問題というほどのものではありません。人々が経験しているのは、実質所得の減少です。ですが、輸入料やエネルギーの価格が大幅に高騰すると、そうなるものなのです。 ──「世界不平等報告」は、新型コロナウイルスのパンデミック

    ポール・クルーグマン 「1970年代のようなスタグフレーションに向かっているとは思わない」 | 欧州中央銀行の利上げ意向は「理解しかねる」
  • 子供は最大いくつの言語を習得できるのか? 数十の言葉にさらされて育ったらどうなる? | 「スポンジのように吸収する」とは言うが…

    “答えるのが難しい”質問に 専門家はこう答えた ​​子供はなんでも「スポンジのように吸収する」と言われているが、実際、どれだけの数の言語を習得できるのだろうか? 言語学者らによれば、世界の「大多数の子供が2つ以上の複数の言語を聞きながら成長している」という。 だが、数十もしくは数百の言語にさらされる環境で育った場合はどうなのか? さまざまな言語に触れさせれば触れさせた分だけ、習得、もしくは少なくても話せるようになるものなのだろうか? 米紙「ニューヨーク・タイムズ」によせられた、この“答えるのが難しい”質問に、シンガポールの南洋理工大学で言語習得について研究をしている発達心理学者のスージー・J・スタイルズはこう回答している。 「おそらく、無理でしょう」 この理由のひとつは、言語を習得するには、それなりの「時間が必要だからだ」と、述べている。

    子供は最大いくつの言語を習得できるのか? 数十の言葉にさらされて育ったらどうなる? | 「スポンジのように吸収する」とは言うが…
    nenesan0102
    nenesan0102 2022/06/23
    知人のとこの子供、母親が中韓英日が出来、父親が日中英を話す。アメリカで生まれたが中国と日本の半々で育つ。家の中は中国語。これから一体どうなるんだろう…
  • 哲学者ジュディス・バトラー「フェミニズムは、男性と戦うことではない。社会支配と戦うのです」 | ジェンダーは、あらゆる場所に存在する

    哲学者のジュディス・バトラー(66)は今から32年前に『ジェンダー・トラブル』を発表し、ジェンダーに関する新たな視点「クィア理論」を展開した。そして、フランスの哲学者シモーヌ・ド・ボーヴォワール(「人は女に生まれるのではない。女になるのだ」)が開拓した道を辿り、バトラーは「流動的なジェンダー」という概念を導入した。 このカリフォルニア大学バークレー校の教授には、パートナーの政治学者ウェンディ・ブラウンとのあいだに息子が一人いる。そしてカリフォルニア州は、バトラーが女性でも男性でもないジェンダー「ノンバイナリー」であることを認めている。 またユダヤ人のバトラーは、生まれる前に母方の親族の大部分をホロコーストで失っていた。バトラーはパレスチナに対するイスラエルの姿勢を批判し、イスラエルへの入国を禁じられたりと、国家が行使する暴力に反対し、「抵抗」について再考してきた人物でもある。 バトラーは、

    哲学者ジュディス・バトラー「フェミニズムは、男性と戦うことではない。社会支配と戦うのです」 | ジェンダーは、あらゆる場所に存在する
  • 「食器を流しに放置したら、妻に離婚された」男が伝える結婚生活改善法 | その数1日50個… 物を放置する夫の悪癖は直せるのか

    ソファに放置されていた下を洗濯かごに入れる、空のゴミ箱にゴミ袋をセットする、シャンプーが切れないようにストックに気を配る……。家の中には、「洗濯」や「掃除」といったようにわかりやすい名前は付けられていないものの、誰かがやらなければ支障が出る細かい仕事がたくさんある。 こうした名前もない仕事は「見えない家事」と呼ばれており、英語圏でもこうした問題を扱ったブログ記事「器を流しに放置したら、離婚された」がバイラルになった。そして、このたび筆者のマシュー・フレイ(41)は『結婚はこうして終わる:関係を救う希望的アプローチ』(未邦訳)というを出版した。 フレイは自身と同じ過ちを繰り返させぬよう、離婚防止のコーチングのサービスも提供。米国のジャーナリストがやはり放置癖のあるという自身の夫にこのサービスを利用させてみた、という体験談を前後編で紹介する。

    「食器を流しに放置したら、妻に離婚された」男が伝える結婚生活改善法 | その数1日50個… 物を放置する夫の悪癖は直せるのか
    nenesan0102
    nenesan0102 2022/06/11
    ひろゆきの発言も、あそこで奥さんがデカい声で抗議したからひろゆきは謝ったけど、たまたま奥さんが外出してたりしたら、ひろゆきは「奥さんは家事が好きなんだよね❤︎」って盛大に勘違いしたままだったろうな
  • 「ヒトラーにはユダヤの血が流れていた」説はどこから生まれたのか? | ロシアの外相ラブロフも口にした陰謀論

    ロシアの外相ラブロフは「ヒトラーにはユダヤの血が流れている」と発言し、特にイスラエルの大きな怒りを買った。しかし、そう信じたのはラブロフだけではない。ユダヤ人をホロコーストで大虐殺したヒトラーにユダヤの血が流れていたという説は、100年ほど前から囁かれてきたという。 ユダヤ人の血が流れているという長年の噂 5月1日公開のイタリアのテレビ番組で、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が「ヒトラーにはユダヤの血が流れている」と発言し、各地で怒りを買った。 「ゼレンスキーがユダヤ人だとしたら? それでもウクライナにナチスの要素があるというのは否定されない。ヒトラーにもユダヤ人の血が流れていたはずだ。賢明なユダヤの人々は、もっとも熱心な反ユダヤ主義者はたいていユダヤ人であると言った。どんな家にも異質な黒い羊がいると言うように」 ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領についても触れ、ラブロフはそう言

    「ヒトラーにはユダヤの血が流れていた」説はどこから生まれたのか? | ロシアの外相ラブロフも口にした陰謀論
  • 「食べ物は有害だからセックスなど別の快楽を選ぶべき」と断言する神経生物学者に聞く | 極端な生活に至った個人的な理由

    ──エイタン・オクン教授、研究について簡単にご説明ください。 私はイスラエルのバル・イラン大学の神経生物学者で、「神経変性疾患」で免疫系がどんな役割を果たすのかを研究しています。 なかでも、高齢者とダウン症患者のアルツハイマー病を中心に研究しています。ダウン症患者にも着目しているのは、比較的若くしてアルツハイマー病を発症するからです。 ──アルツハイマー病は、患者やその周囲の人が症状に気づく何年も前から始まります。いま普通に生活している人のなかにも、すでにアルツハイマー病を患っていながら気づいていない人はたくさんいます。 そのとおりです。すべては水面下で進行します。認知機能に支障が出る頃には、すでに深刻なダメージが認められ、場合によっては20年間にわたって進行してるものもあります。

    「食べ物は有害だからセックスなど別の快楽を選ぶべき」と断言する神経生物学者に聞く | 極端な生活に至った個人的な理由
  • 愛を研究する脳神経科学者が実体験を踏まえて解説「愛で脳はどう変わるのか」 | 「愛は生きるために不可欠だ」

    「愛」とは何か──それは、人間の永遠の問いかもしれない。愛は私たちにとってどのような存在なのか、私たちの身体にどのような影響を及ぼすのか、脳神経科学の分野では盛んに研究されている。自らの体験と科学的知見をもとに、愛について考察したを書いた脳神経科学者が、米「ニューヨーク・タイムズ」紙に愛の大切さと科学的効果について語った。 脳神経科学者ステファニー・カシオッポは、新著のなかで夫とのラブストーリーを綴りながら、恋愛や喪失、人と人のつながりについて掘り下げて論じている。 人は愛なしで生きていくことはできるか? 結婚前、ステファニー・オルティーグという名前だったこの脳神経科学者は長年、「できる」と考えていた。 人と人のつながりについて科学的に研究してきたにもかかわらず、一人っ子で、20代から30代にかけて幸せな独身生活を送ってきた。自分自身の人生における愛の重要性を完全には理解していなかったの

    愛を研究する脳神経科学者が実体験を踏まえて解説「愛で脳はどう変わるのか」 | 「愛は生きるために不可欠だ」
  • 「小児性愛者を狩ってSNSに晒す」グループに、3年間所属してわかったこと | 私刑を下す背景にある心理は

    小児性愛者をSNSを使ってあぶり出し、ストリーミングなどで晒し上げる「小児性愛者狩り」をする一般市民のグループが世界にはあるのだという。子供を狙った性犯罪は、どんな理由があろうと許されないものだ。だが私刑とも言えるこの活動は正義と言えるのだろうか? 実際にこうした「狩りグループ」に所属していたという筆者が、3年間のうちに学んだこととは。 SNSで狩りをする あなたがこの記事を読み終えるまでに、子供への性犯罪が少なくとも1件は報じられていることだろう。アメリカ国内では子供への性犯罪が9分に1回発生していて、イギリスでは7分に1回に近づきつつある。 子供に対する性的虐待は社会に蔓延するおぞましい犯罪だ。だがこれは、容疑者を捕まえればそれで解決するような問題ではないと警察も認めている。 子供への性犯罪は、社会病理といってよいくらい根深い問題だ。ジミー・サヴィル、ジェフリー・エプスタイン、ラリー・

    「小児性愛者を狩ってSNSに晒す」グループに、3年間所属してわかったこと | 私刑を下す背景にある心理は
  • 24ヵ国語を操る「ハイパー・ポリグロット」の男性に2ヵ月密着してみたら | バイリンガルの家庭に育ち、学校では問題児扱い…

    ワシントンDCに住むカーペット清掃員のヴォーン・スミスは、時給20ドル(約2600円)でじゅうたんの汚れを洗い落としている。「これは何の染みですか?」と家主に訊ねている。しばらくすると、家主であるケリーがヴォーンに訊ねる。 「それで、何ヵ国語話せるの?」 「どうでしょうね。堪能なのは8ヵ国語です」 彼が話せるのは、英語スペイン語、ブルガリア語、チェコ語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、スロバキア語だ。ヴォーンは続ける。 「でも、ほかの会話レベルのものも入れたら、あと25ヵ国語くらいできます」 彼はこれでもまだ、控えめに言っている。人が数えてみたところ、実際はさらに37の言語を知っており、少なくとも24の言語でかなり長い会話を続けることができる。8つのアルファベットや文字の読み書きができ、アメリカ手話もできる。 さらに、メキシコのナワトル語からモンタナ州のセイリッシュ語まで、独学で

    24ヵ国語を操る「ハイパー・ポリグロット」の男性に2ヵ月密着してみたら | バイリンガルの家庭に育ち、学校では問題児扱い…
    nenesan0102
    nenesan0102 2022/05/16
    知人の知人にヨーロッパ人でやはりハイパーポリグロットの人がいるんだけど、その人も自閉症だったらしい。
  • 自分の“新鮮な”精子を“提供”し続けた不妊治療医─その行為は患者のため?それとも… | DNA検査で発覚、その子供の数は50人以上

    30年前、DNA検査が簡単にできる時代になると誰が想像しただろう。インディアナポリスの不妊治療医は、絶対に彼の「秘密」が世間に知られることはないと確信していたはずだ。まさか、「自分の採れたての精子を患者に注入していたこと」が、明るみにでるなんて……。 最初にヘザー・ウック(33)のもとにフェイスブックのメッセージが届いたのは、旅行の準備をしていた2017年8月のことだった。それは、彼女の腹違いの兄弟と名乗る、知らない人からのものだった。 両親からは、自分に兄弟がいるという話など聞いたことがなかったので、彼女はそれをスパムメールだろうと思った。だが、すぐに彼女は不安を覚えた。そのメッセージには、医師のドナルド・クラインについて書かれていたからだ。 ウックはその名前に覚えがあった。彼女の母親はウックが生まれる前、不妊治療のためにクラインのクリニックに通っていたのだ。この人物は、母親の医療情報を

    自分の“新鮮な”精子を“提供”し続けた不妊治療医─その行為は患者のため?それとも… | DNA検査で発覚、その子供の数は50人以上
    nenesan0102
    nenesan0102 2022/05/13
    聖書の一節を出してきて自分を正当化しちゃうの、すごい気持ち悪いけど、キリスト教って聖書に産めよ増やせよ地に満ちよと書いてあるからなぁ…。明らかにズレてるけど、本人は自覚無さそう