ブックマーク / susumu-akashi.com (6)

  • アスペルガーは「共感性がない」わけではない―実は定型発達者も同じだった | いつも空が見えるから

    アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)の人は、「共感性がない」。 これまで、幾度となく繰り返し見た言葉です。アスペルガーをはじめ、自閉症と共感性のなさは、たいていの場合セットで語られてきました。 しかし、このブログで何度か過去にも取り上げてきたとおり、近年の研究では、どうもそれは正しくないということがわかってきています。 これまでの研究は、すべて定型発達者の観点から見れば、アスペルガーの人たちは共感性がない、というものでした。それはあたかも地球から見れば、太陽が地球のまわりを動いているように見えるのと同じです。 しかしちょうど宇宙から太陽と地球をを眺めるかのように、より公平な観点から定型発達者と自閉スペクトラム症(ASD)の人たちを見ればどうなるでしょうか。 発達科学ハンドブック 8 脳の発達科学というには、とても興味深い最新の研究について書かれていました。 これはどんな? 発達科学

    アスペルガーは「共感性がない」わけではない―実は定型発達者も同じだった | いつも空が見えるから
  • 自閉症はなぜ方言ではなく共通語を話すのかーHSPの脳機能との違いを考察する | いつも空が見えるから

    「自閉症の子どもって津軽弁しゃべんねっきゃ(話さないよねぇ)」 のこの一言で始まった研究は思わぬ展開を示すこととなりました。 …調査をすればするほど湧いてくる課題、考えれば考えるほど解けない疑問と向き合った結果、方言というローカリティそのものと考えていた問題が、私たちをASDのことばの謎へと誘っていきました。(p246-247) 自閉スペクトラム症(ASD)の人たちは方言を話さない? 弘前大学の松敏治先生のこの不思議な研究について知ったのは、2015年のニュース報道でした。 当だろうかと怪訝に思いつつも、身の回りのアスペルガーの人たちを思い浮かべると、たしかにあまり方言を使わないことに気づきました。 それ以来、この不思議な研究のことはずっと頭の片隅に残っていたのですが、なんと今年になって、一冊の自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解くにまとめて出版されたの

    自閉症はなぜ方言ではなく共通語を話すのかーHSPの脳機能との違いを考察する | いつも空が見えるから
    nenesan0102
    nenesan0102 2017/08/29
    これほんと興味深い
  • 発達障害(ADHD/アスペルガー)で精神障害者保健福祉手帳を取得する10のメリットと申請方法 | いつも空が見えるから

    発達障害(注意欠如多動症[ADHD]/自閉スペクトラム症[ASD])の人が受けられる社会福祉制度の支援はいろいろありますが、その一つが精神障害者保健福祉手帳の取得です。 身体障害者手帳、療育手帳とくらべて、メリットが少ないと言われることの多い精神障害者保健福祉手帳ですが、取得することで、生活が便利になる部分は確かに存在します。 この記事では、発達障害で精神障害者保健福祉手帳が取得できるといえる理由、手帳を取得することによる10のメリット、手帳を申請するための具体的な方法についてまとめてみました。 これかく書く情報は2015年7月時点のものであり、各自治体によって微妙に違う点もあるので、あくまで参考程度にお読みください。 発達障害で精神障害者保健福祉手帳が取得できる 発達障害(注意欠如多動症[ADHD]/自閉スペクトラム症[ASD])が精神障害者保健福祉手帳の対象になる、ということは厚生労働

    発達障害(ADHD/アスペルガー)で精神障害者保健福祉手帳を取得する10のメリットと申請方法 | いつも空が見えるから
  • 自閉症は脳の過成長、ADHDは脳の成熟の遅れー脳画像研究による発達の違い

    自閉症とADHDそれぞれの脳の発達の傾向に関する研究が報道されていました。 以前から言われていたことですが、自閉症は早期に生じる脳の過成長が、一方ADHDは脳の発達の遅れが関係しているようです。 Nature ハイライト:早期脳過成長から自閉症スペクトラム障害を予測できる | Nature | Nature Research ADHD、脳の大きさにわずかな差 大規模研究で確認 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News 自閉症で脳のサイズが大きくなるのは、「シナプスの刈り込み」という脳の機能の最適化が十分に行われないことが一因だと考えられています。これは変化に柔軟に適応していくことの苦手さと関係している可能性があります。 またADHDでサイズが小さいことが確認された部位には、PTSDなどトラウマへの脆弱性と関係している部位が含まれていて、ストレス耐性の低さないしは過敏さを示唆しているのか

    自閉症は脳の過成長、ADHDは脳の成熟の遅れー脳画像研究による発達の違い
  • 気づかれにくい「女性のADHD」の10の特徴&治療に役立つポイント集 | いつも空が見えるから

    女性は男性に比べてADHDに気づかれにくく、人が「ミスの多さ」や「同性に嫌われること」、「スケジュール管理の難しさ」などに悩んでいても、なかなか診断が得られません。 治療を受ければよくなるのに見過ごされるケースが多いのです。(p1) これは、2015年に発売された女性のADHD (健康ライブラリーイラスト版)のまえがきにある言葉です。 近年、ADHD(注意欠如・多動症)の存在はよく知られるようになってきましたが、やんちゃな男の子のイメージが強く、女の子のADHDについてはほとんど知られていません。 実はADHDは男の子と女の子では性差(ジェンダー・ディファレンス)があり、男性と女性で症状の現れ方が違うのだそうです。 一般にADHDは女性よりも男性のほうが3~5倍多いといわれていますが、実際には、ADHDの女性は見過ごされているだけではないかと言われています。(p44) ADHDの存在を見

    気づかれにくい「女性のADHD」の10の特徴&治療に役立つポイント集 | いつも空が見えるから
  • ADHDのあまり知られていない12の特徴―脳の未熟さや運動障害、覚醒レベルの低さ、過集中など | いつも空が見えるから

    ADHD(注意欠如・多動症/注意欠陥・多動性障害)というと、一般には、多動・不注意・衝動の3つの症状を中心に説明されます。 ADHDについての紹介記事は、どれを見ても、たいていは、じっと座っていられないだとか、よく物忘れをする、片付けができない、事故に遭いやすい、計画を立てられない、といったお決まりの症状が繰り返し解説されているだけです。 しかしそうした症状は、あくまで多くの人(子ども)に見られるものなので、だれでも自分はADHDかもしれない、と思ってしまうところがあります。 しかしADHDの症状というのは、もっと複雑なものであり、あまり知られていない、他のいろいろな特徴が現実に存在しています。それらの隠れた特徴のほうを調べていくと、自分がADHDなのか、そうではないのか、ということがはっきりするようにも思います。 VOICE新書 知って良かった、大人のADHDなど幾つかのを参考に、ご自

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