妻とは入籍したばかりで、まだ新居へ越していない。 お互い、実家に住んでいる。 最近、母が事故で他界した。 不意のことで衝撃だった。 警察へ行ったり、病院へ死体検案書を取りに行ったり、何も考える暇もなく力の出ない体にムチを打って葬儀を執り行ったり。 問題の発端は、妻と妻の実家から供花が届けられたこと。 事前に「お花をどこに届ければいい?」と聞かれたが、家の都合上、血縁関係者のみで執り行う家族葬だったため、辞退を申し出た。 しかし、辞退を申し出たのに、連絡も一切なく、花が届けられた。 家族全員が驚いた。 辞退を申し出たのに一方的に花を贈るのは、相手の意向を尊重していない意味にも取れるし手間が増えるから、逆に失礼な行為だと思っていたのだ。 家族葬とはそんなものだと思っていた。 嫁に「辞退を申し出たはずだけど」と電話で聞く。 すると「辞退は知っていたけど、何かできることはないかと思って贈った」と言
全国的な不動産価格の高騰が止まらない。東京23区の人気エリアの新築マンションともなると、抽選完売となる物件も珍しくない。多額の金銭をかけてでも購入希望者が引きも切らないのは、価値の高い不動産とは、「資産」であり同時に「住まい」でもあるという2つの面から、「安心」を生みだすものだからだろう。 分譲マンションであれば、住民の経済レベルも自らとそう大きく違わないことが想像できるため、賃貸よりも住環境が整っていると予想し、安心して住むことができると思う方もいるようだ。 しかしその「安心」は油断を生み出しかねない。今回は、低層高級マンションにお住まいの小野さん一家を襲った不運を紹介する。 外資系メーカー勤務の40代共働き夫婦 「東京で子育てをするなら、住むエリアは吟味するべきです。“朱に交われば……”とも言いますが、息子の人格形成のためには、きちんとした人たちが住まう環境で育てたいと思い、ここ文京区
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