百貨店圖 日本橋 新三越本店 2004 紙にペン、水彩 59.4 × 84.1cm 株式会社三越伊勢丹 蔵 ©YAMAGUCHI Akira Courtesy Mizuma Art Gallery
「社長はカッコいい!」から始まった経営コンサルタントの道 「どのように会社を経営していこうか?」という点は、創業者にとって大きな課題です。 その際に、「創業したときに決めたビジョンと売上げ、どっちを取るか?」という決断を迫られている方もいるのではないでしょうか? そこで今回は、「年間報酬3000万円越えが10年続くコンサルタントの経営数字の教科書」の著者である、和仁達也氏にインタビューを行いました。和仁氏は、経営者のビジョンとお金、両方の成功をサポートしており、数多くの顧問先をもつ人気コンサルタントです。 前編では、和仁氏が「経営コンサルタント」という仕事を選んだ理由や、自身が起業した際のエピソードについて、お話を伺いました。 和仁達也(わに たつや) 1972年生まれ。ビジョンとお金を両立させる専門家「ビジョナリーパートナー」 株式会社ワニマネジメントコンサルティング代表取締役 一般社団
9年ほど前、地方都市の小さな町工場を経営していた父が亡くなり、家族と古株社員に説得され、地元に戻って27歳で後を継いだ。元々継ぐ気はなく、大学以降ずっと都内で過ごしていたので、地元に馴染めず苦労した。仲が良かった友達もほとんど地元を離れていたし、社員や親戚とは話が合わず、友達を作ろうとスポーツサークルに入ってみたら元ヤン達が幅を利かせていてすぐ辞めた。おれは孤独だった。 そこに青年会議所の誘いが来た。何をやっている団体なのか全く知らなかったが、地元の祭りや花火大会を盛り上げたり、まちづくりのボランティア活動やビジネスセミナーなどを通じて経営者として勉強して、地元の中小企業の経営者同士のネットワークを構築するのだという。活動内容にはピンと来なかったが「経営者には経営者同士しか分からない悩みと孤独がある。それを共有できる仲間ができる」という言葉が突き刺さった。入会金1万円と、1年分12万円の年
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