サッカーゲームを陰で支える審判の役割について解説した書籍「サッカーを100倍楽しむための審判入門」(講談社)が21日発売された。書籍は、95~02年にJリーグの主審として活躍した松崎康弘日本サッカー協会審判委員長(55)が執筆、松崎さんは「誤審のみがクローズアップされがちだが、選手の安全を確保しつつ好プレーを引き出し、サッカーの試合を面白くさせる審判の役割についてはあまり知られていない。審判も知って、より一層サッカーを楽しんでもらいたい」と話している。 同書は、「第一章 審判をめぐる問題~Jリーグの試合から~」、「第二章 審判を知る~サッカーを楽しむための近道~」、「第三章 日本の審判~環境と待遇はどうなっている?~」、「第四章 審判の1日~準備から試合当日まで~」、「第五章 ゲームコントロール~試合中の判断~」、「第六章 審判入門~審判になるために~」の6編で構成。 第一章では、08年4