18歳で日本代表に大抜擢(ばってき)されたのが2009年。将来を嘱望されたMF山田直輝はその後に繰り返されたけがとの戦いで、輝きを失いかけていた。浦和レッズから期限付き移籍で湘南ベルマーレに加入した今シーズン。24歳になった逸材は新天地に何を求めているのか。 想像を超えたベルマーレのハードトレーニング 山椒(さんしょう)は小粒でもぴりりと辛い――。体は小さくても気力が鋭く、才能や力量も優れていて、決して侮れないことをたとえることわざが誰よりも似合っていたJリーガーが、かつての輝きを取り戻しつつある。 168cm、66kgのサイズながらハードワークを身上とし、激しいフィジカルコンタクトも厭(いと)わない山田は、今シーズンから期限付き移籍したベルマーレでいい意味でのカルチャーショックを受けた。 「ベルマーレの噂はいろいろと聞いていましたけど……」。 噂とは、常日頃から尋常ではないハードトレーニ
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