湘南ベルマーレを率いて4シーズン目となるチョウ・キジェ監督は、ミーティングを大事にしている。特にキックオフ前に行うミーティングについては、「そこで失敗したときには絶対に勝てない」という信念にのっとり、入念な準備を積み重ねて臨む。 キックオフ前のミーティングのテーマは毎回異なる。試合終了のホイッスルが鳴り終わった瞬間から、次の試合へ向けて、その時々のチーム状況を鑑みながら常に考えを思い巡らせる。 2月に発表した初めての著書『指揮官の流儀 直球リーダー論』(角川学芸出版刊)では、ときには日経平均株価や富士山登山などをテーマに設定。選手たちの興味を引きつけ、それらをサッカーに結びつけることでモチベーションと一体感を高めて試合に臨んだエピソードが描かれている。 ならば、後半アディショナルタイムの劇的な逆転ゴールで鹿島アントラーズを下し、J1昇格組のなかで初勝利をあげた14日のカシマスタジアムでの一
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