日本も暑い毎日が続いているようですが、今年のイタリアは6月中旬から35℃に達するという例年にない灼熱の日々が続いています。遂に8月に突入した今週は、サハラからの熱嵐、その名もルシフェル、が急襲し、40℃以上!という砂漠予報が続いているにも関わらず、今年はローマの中心街のどこを歩いても、昼も夜も人があふれている、という印象です。もちろんローマの人々が海や山に出かける、本格的なヴァカンスシーズンを迎える時期なので、だんだんに人が少なくなるのかもしれませんが、いずれにしても、今年の夏のローマには例年以上の観光客が押し寄せています。 さらに、シチリアをはじめ南イタリアには、地中海を渡って5000人もの難民の人々が1日に訪れることもあるわけですから、彼らの移動に伴って、ローマにもたくさんの難民の人々がやってきます。わたしが住んでいる地区は、アジア各国からの移民の人々が多く店を構える、ちょっとした「コ