高齢化に伴い、不眠に悩む人が増えている。不眠症の治療に用いる睡眠薬を適切に使い、上手にやめる指針を、厚生労働省の研究班と日本睡眠学会がまとめた。服用の効果を見極め、昼間のだるさなどの症状が改善されたら、減薬や休薬を検討するよう勧めている。 (佐橋大) 研究班主任研究者の三島和夫・国立精神・神経医療研究センター部長によると、少なくとも三カ月に一度、睡眠薬を処方されている人は約二十人に一人といい、処方率は年々上がっている。約七割の患者は一~二カ月で服用が終わるが、一部の患者は服用が長期化し、服用量が増える傾向にある。
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