仮設建築物として建てられていた練馬区立温室植物園。強度不足などの問題も見つかり昨年12月から閉鎖、解体されることが決まっている 東京都練馬区が、小学校や温室植物園などの区立施設で次々と明るみに出た違法な仮設建築物の後始末に追われている。 発覚当初、区は「安全性に問題はない」としていたが、強度不足などの問題が立て続けに見つかり、判明した全8棟の解体が決まった。今月の区議会に予算計上された1棟の解体費用は約4300万円。全棟解体に数億円程度の公費が投じられる見通しで、専門家からは「自治体が法令を守らないなんて」とあきれる声も上がっている。 ◆築9~23年 違法と判明した仮設建築物の区立施設8棟は、小学校、大型駐輪場、温室植物園など。築9~23年がたっていたが、昨年に問題が発覚した後も、区は「通常の建物と同じ基準で建てられている」「傾いたりはしていない」などとして、違法状態のまま使用し続けていた
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