印刷 サッカーJFLの町田ゼルビアは30日、Jリーグ2部(J2)への入会を申請した。ゼルビアは今年JFL3年目で、Jリーグの入会申請に至ったのは初めて。これまでは予備審査で不備を指摘されて断念しており、大きな前進といえる。昇格条件の達成とJリーグ側の審査を踏まえ、可否が判断される。 ゼルビアは6月末、J2入会に向けて予備審査を申請した。これに対しJリーグは、本拠地の東京都町田市立陸上競技場が改修に入るため、来季用に代替施設を確保することや経営の健全化を示す資料の提出を求めた。 ゼルビアは町田市とともに近隣のスタジアムや自治体に協力を依頼。Jリーグ側との協議を踏まえ、9月末とされた期限ぎりぎりで入会審査書類を提出した。 J2昇格には、シーズン終了時にリーグ戦4位以内、ホームの平均観客数3千人以上などの条件がある。この2点は現時点ではクリアしているものの、代替施設の確保には他のJリーグ