“売り抜けスキーム”を狙った榊原社長 このドタバタ劇で損をした人間は、実に多い。 まず“夢の舞台”を突然奪われたファンが、最大の被害者であることは言うまでもない。 PRIDE崩壊の引き金を引いた形になったフジテレビも、結局有力なコンテンツを失い、放送局としての信頼に大きな傷を負ったわけで、明らかに被害者側に数えられるべきであろう。 また、今回の買収劇では悪者にされることの多いUFC(ZUFFA/ロレンツォ)も、よく考えてみれば決して得はしていない。確かに最大のライバルの殲滅には成功したというものの、あの当時、大会開催の度に赤字を作る状況のPRIDEは、 UFCが手を下すまでもなく崩壊は時間の問題であった。そしてその後の迷走ぶりをみるにつけ、彼らもまた、思惑が外れた部分が多かったにちがいない。 当時、PRIDEには彼らより先に、アメリカでのPRIDE開催を目論んで動いた元PRIDEアメリカ副
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