2006年のアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』は、エンディングテーマ「ハレ晴レユカイ」がオリコンチャートの上位を席巻するなど、まさに社会旋風を巻き起こすほどの大ヒットになった。 キャラクターを演じた一人一人がスターダムを駆け上がっていく。朝比奈みくる役の後藤邑子さんもその一人だった。 順風満帆に見えた彼女だったが、病気は確実に進行していた。
2006年のアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』は、エンディングテーマ「ハレ晴レユカイ」がオリコンチャートの上位を席巻するなど、まさに社会旋風を巻き起こすほどの大ヒットになった。 キャラクターを演じた一人一人がスターダムを駆け上がっていく。朝比奈みくる役の後藤邑子さんもその一人だった。 順風満帆に見えた彼女だったが、病気は確実に進行していた。
『涼宮ハルヒの憂鬱』や『ひだまりスケッチ』など、2000年代の大ヒットアニメで数多くの主役キャラクターを演じた声優の後藤邑子さん。 そんな彼女は、中学生のときに自己免疫疾患で一時余命宣告を受けていた。無事に退院後も、「自分は他人よりも人生が短いのかもしれない」という思いを抱き続けた彼女が、高校生になって出会ったのが演劇だった――。 “小森のおばちゃま”との出会い ――高校時代に演劇に出会ったそうですね。 後藤邑子さん(以下、後藤) はじめは同級生に連れられて演劇部に行きました。先輩から「後藤ちゃんうまい」「おもしろい」と褒められて、「もうちょっとやってみようかな」と続けていくうちに、のめりこんでいました。自分じゃない何者かになるという体験が、すごく快感だったんです。 たぶん私は、文字通り「自分じゃない何か」になりたかったんだと思います。倦怠感は常にあって、生活の制限も多い、そんな自分本体を
◆◆◆ 最初のきっかけは「中学3年生の夏、止まらなかった鼻血」 ――「全身性エリテマトーデス」とはどのような病気でしょうか? 後藤邑子さん(以下、後藤) 自己免疫疾患のひとつです。本来、免疫というのは外から入ってきたウイルスなどの外敵と戦うものですが、それが自分の体の細胞を攻撃してしまう病気です。 血液だったり、臓器だったり、あるいは皮膚だったりと、どこを攻撃するのかわからないので、「全身性」といいます。原因は、まだハッキリとは突き止められていないようです。 ――病気が発覚したのはいつでしたか? 後藤 2012年に倒れて入院し、そのときに検査してわかりました。 もともと私は別の自己免疫疾患、特発性血小板減少性紫斑病(血小板に対する「自己抗体」がつくられることで、血小板が破壊され、出血の危険が高まる病気。国が指定する難病の対象)というのを長く患っていたので、その症状がひどくなったのかと思って
アメリカのシンクタンクは、アメリカ国内で、新型コロナウイルスに感染したあと息が続かないなどの後遺症に苦しむ人の数がおよそ1600万人にのぼり、このうち最大で400万人が仕事ができない状態に陥っているという分析を発表しました。 アメリカ・ワシントンにあるシンクタンク、ブルッキングス研究所は24日、新型コロナの感染拡大が社会に与える影響について分析した結果を発表しました。 それによりますと、アメリカ国内では現在、18歳から65歳までのおよそ1600万人が、新型コロナに感染したあと、息が続かない、頭に霧がかかったような症状が出るなどの後遺症に苦しんでいるということです。 また、このうちアメリカの労働力全体の1.8%にあたる、200万人から400万人が仕事をすることができない状態に陥っていて、経済的な損失は最大で年間2300億ドル、日本円でおよそ31兆円にのぼると指摘しています。 そのうえでブルッ
現在、大好評放送中のアニメ『メイドインアビス 烈日の黄金郷』。第1期が17年に放送され、総集編の劇場版2部作が19年に、完全新作の劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』が20年に公開されたシリーズの第2期が、満を持して放送中。 好奇心と行動力の塊な少女・リコと、記憶を失ったロボット・レグが、謎の大穴「アビス」を「探窟」する本作。シリーズすべてで監督を務めるのはベテランの小島正幸。原作への想いや、作品作りへの矜持を語ってくださったインタビューをお届けしたい。 ――第1期ののち、総集編劇場版の前後編、そして新作劇場版が公開され、第2期が現在放送中です。まず、今回の企画を聞かれたときはどのように思われましたか。 第2期が続くというのは、それまで作ってきたものを評価していただいた結果だと思うので、非常に嬉しかったです。決まったのは、前の劇場版が終わった頃で、2年前くらいから動き始めました。その頃
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