「Canバッチgood!」が発売されてちょうど 1年。 確かに、自作バッヂの世界を一気に押し広げた「Canバッチgood!」ではあったが、この「おもちゃ」のもうひとつの評判、それは「すぐ壊れる」ということ。 残念ながら、これは否定しにくい。筆者の所有機も購入後かなり早い段階で故障した。しかし、もともとの値段が安いこと(一般的な業務用機が数万円以上することを考えれば)、ちょっとしたトラブルならドライバー程度の工具で何とかなるケースの多いことなど、欠点を補って余りあるものであったと言ってよいであろう。 ところが、自作缶バッヂの普及は、「Canバッチgood!」そのものの首を締めつつあるともいえる。今や缶バッヂは手軽に作れるキャラクタリスティックアイテムとしてますますの広がりをみせているが、それは業務用機の低価格化であったり、缶バッヂ製作サービスの普及(低価格化)によるところが大きい。「缶