スペインで少年チームを指導する木村氏に、7人制と日本で導入する8人制を比較してもらった【ジュニアサッカーを応援しよう!】 日本のジュニアサッカー界は今、大きな転換点を迎えている――。2011年度以降、JFA(日本サッカー協会)主催の大会は、8人制サッカーが導入されることになった。そのため、来年度からはU−12年代最高峰の大会、全日本少年サッカー大会も11人制から8人制へと移行する。この少人数制サッカーには、どんな意味があるのか。育成年代では、7人制サッカーが定番のスペインを例に挙げて考えたい。 1999年にスペインで指導者の資格を取得し、現在も地元の少年チームを指導する木村浩嗣氏(『フットボリスタ』編集長)に、JFAが採用する8人制サッカーについて、7人制と比較しながら、考察してもらった。 ■スペインで導入されている7人制サッカー 日本でジュニア世代に8人制サッカーが導入されると聞いた。