2016.08.09 現代の日本の医師約30万人のうち、約2割を女性が占めています。厚生労働省が実施した「平成24年 医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/12/index.html)によると、総医師数に占める女性の増加率は男性を上回っています。しかし、「医師=女性も活躍する職業」というイメージが世間に広く浸透したとは、まだまだ言いづらいのが現状です。 シリーズ「いばらの道を駆け抜けた女性医師たち」では、女性医師を取り巻いてきた問題や課題の変遷を、彼女たちの足跡をたどりながら見てきました。 最終回となる今回は、96歳の今もご活躍されている女性医師、梅木信子先生からいただいたお手紙をご紹介します。いばらの道を駆け抜け、なおも医師として働く梅木先生に、その半生を綴っていただきました。 96歳で現役医師を続けて