慶應塾生新聞 Keio Student Press on line「夜王、華やか、金持ち、モテる」。そんな羨望のイメージを喚起させる、今巷で話題の「ホスト」という職業。今回は現役慶應生であり、ホストクラブで働いて２年目の志村尚哉さん（26）に、彼の紆余曲折した経歴も含め、ホストに関してお話を伺った。 ―ホストの典型的な一日の仕事について 「うちの場合は深夜の１時から営業が始まって、朝の８時くらいには閉店します。お客さんのピークは５時くらい。ただ、新人の時期は夜の10時に歌舞伎町に集まって、ひたすら女の子に声を掛けまくる、いわゆる『キャッチ』をやります」。 ―仕事の内容は？ 「基本的にヘルプ。お客さんと担当ホストがいるテーブルに付いて会話を盛り上げて、良い雰囲気を作ります。新人は、二人の間に『失礼します。〜〜（名前）と言います。一杯頂いて宜しいでしょうか？』と片膝を地面に付けて挨拶して、お客さんからＯＫが出たら同席します。お客さんがトイレに行く時は、新人が
