10月1日に米空軍の輸送機CV22オスプレイ5機が、横田基地(東京都福生市など)に正式配備されるまで、あと半月となった。米軍は横田周辺で離着陸や人員降下、物資の投下、夜間飛行などの訓練をするとしており、日常的に首都圏の空を飛ぶのは確実だ。防衛問題に詳しい警鐘作家の濱野成秋氏が、オスプレイの欠陥と今後、日本が取るべき道を緊急寄稿した。 安定が悪い飛行機はちょっとの風ですぐ落ちる。 オスプレイはテールウインド(追い風)にめっぽう弱く、エンジン馬力でムリムリ飛んでいる試作機のような存在。日本列島の褶曲(しゅうきょく=曲がりくねった地形のこと)と偏西風では揚力の弱い飛行機は落ちて当然。ヘッドウインド(向かい風)で浮上直後、風に向かって飛行中に垂直エンジンを水平に、つまりヘリから固定翼モードに変える作業中にテールウインドに変わるとたちまち失速し墜落する。 オスプレイの主翼は短い。翼面積がないから揚力
![オスプレイ買わされるなら新ゼロ戦造れ 警鐘作家・濱野成秋氏が緊急寄稿 | 東スポWEB](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/686ff3219965bbaaedb14baab803ee6a1e1c8433/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftokyo-sports.ismcdn.jp%2Fcommon%2Fimages%2FOGP.jpg)