東京都港区六本木の大型複合施設「六本木ヒルズ」内の森タワー二階正面入口で、母親と観光に訪れていた6歳男児が三和タジマ製の大型自動回転ドアの回転するドアとドア枠の間に頭部を挟まれた。病院に搬送されたが約2時間後に死亡した。 母親と6歳男児は、単身赴任中の父親に会うために上京し、当日は母親と二人で大型複合施設「六本木ヒルズ」森タワーを観光のため訪れ森タワーの二階正面入口に着いた。 午前11時30分頃、男児は母親より先に森タワーに入ろうと小走りで正面入口の三和タジマ製の大型自動回転ドアに入りかけ、回転するドアとドア枠に頭部を挟まれた。 後からきた母親と近くにいた人たちが、ドアを逆回転させて助け出したが、すでに男児の意識はなかったという。その後病院に搬送されたが、約2時間後に死亡した。 事故当時は男児の反対側のスペースに人がいたため、ドアは3.2回転/分、周速にすると約80cm/秒の速度で回転して