乗客が新型コロナウイルスに感染したことを受けて、5日朝から全乗客が客室での待機を余儀なくされているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を運営する、米国の船会社「プリンセス・クルーズ」は9日、来日中のジャン・シュワルツ社長名で乗客に配った文書で、全乗客にツアー料金の全額を払い戻しする旨、通知した。一部の乗客がツイッターに文書を撮影した画像を公開した。 【写真】横浜・大黒ふ頭に接岸したダイヤモンド・プリンセスと、世界各国から集まった報道陣 文書の画像によると、払い戻しの内訳は <1>クルーズ料金 <2>クルーズ前後の航空運賃 <3>クルーズ前後のホテル宿泊費 <4>送迎料金 <5>事前支払いした寄港地観光ツアー <6>サービス料 <7>その他の料金 また、検疫期間中に利用明細の料金が加算されることもないという。 また乗客には、今回のクルーズの基本料金に相当する、100%のフューチャーズクルー