米子松蔭 不戦敗取り消し 21日に2回戦開催 対戦相手も理解 県高野連異例の措置 拡大 鳥取県高校野球連盟は19日、どらドラパーク米子市民球場で会見し、学校関係者1人が新型コロナウイルスに感染し、夏の高校野球鳥取県大会への出場を辞退した米子松蔭の問題について「不戦敗を取り消す」と発表した。試合は米子松蔭の学校が再開となる21日に行われる。 県高野連はこの日午前7時30分頃から大会本部を置く同球場で大会運営委員会を開き、情報共有や関係機関との協議を進めてきた。 会見には田辺洋範会長と朝日新聞社角谷陽子鳥取総局長が出席した。田辺会長は「(対戦相手の)境にも説明して理解して頂いて、開催が決定しました」と説明。「試合をやらせたい心情はあった」と明かし、「全力プレーしていただいて悔いの残らないように戦って頂きたい」と話した。 今回の措置により、鳥取大会は日程を変更。従来は21、22日に準々決勝を行う