『DUNE/デューン 砂の惑星』をみました。以下感想。 銀河を支配する帝国。その有力貴族である名門、アトレイデス家は、銀河航行のために必要不可欠な物質、スパイス(香料)を産出する砂の惑星、アラキスの管理を命ぜられる。それは、近年力を伸ばしてきたアトレイデス家の力をそぐため、以前アラキスを領有していたハルコンネン家と抗争させようとする皇帝のたくらみによるものだった。抗争に巻き込まれるアトレイデス家、その宿命を背負う運命の男の戦いの始まり。 フランク・ハーバートによって書かれ、幾度も映像化が企画され、そのいくつかが実現してきたSF大作に、『メッセージ』、『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴが挑む。退屈な時間が流れることに一切の躊躇をせず、絵画的な美しい画が百出するヴィルヌーヴ節がいかんなく発揮された、2時間半超の堂々たる横綱相撲。 『スター・ウォーズ』や『ブレードランナー』など