昨今のスーツ&ギーク談義で、大学時代のあるエピソードを思い出した。 これは、俺の恩師が、就職活動を開始した俺たちに対して「コの業界のお仕事概観」の説明に使用した図。恩師曰く「コの業界の仕事は対ヒトを重視するか対コンピュータを重視するか、大雑把にはこの 2 つの軸になる。企業選びのポイントとして、その企業がどちらの軸に重きを置いているのか? 自分はどちらの軸を重視したいのか? を考えてみるのも 1 つの手である」と。 恩師はホワイトボードをめいっぱいに使って端から端まで線を引いた。その意味するところは何なのか? この長い長い線上に点がいくらでも打てるように、コの業界の仕事は多種多様さに満ち溢れている、ということ。 非常に狭い言い方をすれば、←端からいくらかの部分がスーツ、→端からいくらかの部分がギークな生き方になる。じゃあ線の端の方でない、スーツでもギークでもない生き方とは一体何なのだろうか
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