【写真】その他の写真を見る 『スネークマンショー』は、1970年代後半にラジオ番組としてスタートし、YELLOW MAGIC ORCHESTRAのアルバムに参加するなど、様々な流行を生んだ。抜群の音楽センスとシュールなコントで脚光を浴び、当時の若者やアーティストに影響を与えた。 同番組の復活は、小林と伊武がFM局で会うようになり「漫才みたいなのやる?」という伊武のひと言がきっかけで、桑原も交え本格的に話し合いを始めてから実現するまでに、1年半以上かかった。実際に制作を進めていくうちに小林は、「映像にしていく作業をやり始めたら中毒になるのが分かりましたね。自分の中で描いたものが本当に映像になっちゃうんだから。なんか、恥ずかしいっていうか、独特の感覚です」と初監督を楽しんだという。 またタイトルについて伊武は、「ちょうど60歳をみんなが越えたから60かなって。これからの時代って圧倒的に年寄りが