浦安市と千葉県選挙管理委員会との間にバトルが勃発しています。 県議選は明日1日告示、10日投票。定数2の同市は、東日本大震災で深刻な液状化被害を受け、「選挙をできる状況にない」として延期を要請。これに対し、県選管と総務省は「問題なし」として実施を決定したのです。 繁華街の地面が湧き上がる海水、土砂が盛り上がったマンホール…。液状化の被害が報じられた浦安市では、30日にやっと全域で都市ガスの復旧工事が完了しましたが、上下水道はいまだに一部で復旧作業中。この間、計画停電が実施された地域も。 「復旧を優先したい」「多くの投票所に段差ができ、安全確保に問題がある」などが市の言い分。投票入場券の発送や掲示板設置の準備もできていない状況です。 このまま続行すれば、期日前はもちろん当日の投票もできず、選挙が無効になる可能性が。それをわかっていてやる選挙とは、誰のための選挙なのでしょうか。 県選