■ ドキュメント ある男の大学生活 4月。嵐のようなサークル勧誘を受けて、あら、俺ってば嘱望されてる人材なのかしら、などと勘違いを起こし、適当に新歓コンパを冷やかしてどこに入るかも決めず、そうこうしているうちにどこのサークルでも新入生の輪ががっちり出来上がっていることに気付き、今更サークルってわけでもねーだろなんて斜に構えて自ら大学サークル人脈からドロップアウトし、語学クラスの比較的顔をよくあわせる連中くらいは仲良くしておかないと後々テストの時に大変だな、なんて利己的且つ人間関係というものを舐めくさった態度で友人と接し、当たり前のようにそれを見透かされて、寄ってくる者はと言えば同じように人生舐めきってダレた連中ばかり。そろそろ学校にも慣れてきたなと思った瞬間ゴールデンウィークに突入。何をするでもなく家でダラダラ過ごしていたら、なんとなく学校行くのがかったるくなってゴールデンウィーク明けに早