犯人隠避容疑で逮捕された大阪地検特捜部の前特捜部長・大坪弘道(57)、前副部長・佐賀元明(49)両容疑者に対する最高検の接見禁止請求を大阪地裁が退けたことを受け、大阪拘置所(大阪市都島区)には6日朝、2人に面会を希望する報道関係者らが列を作った。 同拘置所は「異例のこと」としている。 報道関係者らは5日夕から面会人入り口付近に集まり始め、徹夜で待機。6日早朝には約10人の列となり、拘置所側から順番に番号札を受け取って、午前8時過ぎに敷地内に入った。 同拘置所の規則では、弁護士ら以外の接見は1日1回、約10分間。読売新聞も大坪、佐賀両容疑者との面会を申請したが、2人は「他の人との面会の予定がある」として応じなかった。