嘘をついたり、電話やメールを無視した――。パシリをやらされていた16歳の少年は、それだけの理由で暴力の対象となり、ついには殺害された。犯人の少年達は如何なる生い立ちを経て「カラーギャング」に属し、どのような掟の元で無軌道な日常を送っていたのか。 *** 埼玉県東松山市内を流れる都幾(とき)川の河川敷で井上翼くん(16)の遺体が発見されたのは、8月23日午前8時頃のことだった。殺害容疑で逮捕されたのは、翼くんの遊び仲間だった少年A(16)、少年B(17)、少年C(15)、少年D(14)、少年E(15)の5名。そのうちAとBは、カラーギャング「パズル」のメンバーだった。 事件で主導的な役割を果たしたBは東松山市立南中学校を卒業した後、定時制高校に進むも中退している。 「Bが本格的にグレだしたのは、中2の終わりか中3の初め頃で、バイクに乗ったり、万引きをしたりしていた。ただし、弟のDの面
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