テニスの錦織圭選手が、最新のシングルスの世界ランキングで9位となり、日本の男子選手として初めて世界のトップ10に入りました。 錦織選手は先月の大会の優勝に続いて、11日までスペインで開かれた「マドリード・オープン」でも準優勝しました。 12日に発表された男子シングルスの最新の世界ランキングではこの結果が反映され、錦織選手はこれまでの12位から順位を3つ上げて9位となりました。 この結果、錦織選手は自身がマークしていた日本の男子選手の過去最高の順位をさらに更新し、初めて世界のトップ10に入りました。 錦織選手は島根県出身の24歳。 18歳のときにアメリカで開かれたツアー大会で初優勝し、これまでツアー5勝を挙げています。 去年6月に世界ランキングを11位まで上げたあと、トップ10の壁に跳ね返されてきましたが、11か月をかけて目標としてきた念願のトップ10入りを果たしました。
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