7月31日の産経新聞で青年経済人や若手経営者が加盟する「日本青年会議所(日本JC)」が全国の高校生約400人に日本の国境を描かせる調査を行ったところ、正解できた生徒は全体の2%にも満たなかったという話をニュースを報じている。 ご記憶の方もおられるかもしれない。調査は7月上旬から行われ、高校生に千島、樺太と北方四島、日本海、東シナ海(南方)の3つの地図を示して日本の国境を実際に書かせるというものだ。 その結果、南方の国境の正答率は26・3%の105人。北方の国境は正解者59人(14・8%)で、日本海の国境を正解したのは37人(9・3%)。全問正解者はわずか7人(1・8%)だった。自信満々に答えた生徒は少なく、択捉島や与那国島がわからない生徒や竹島と鬱陵島を取り違える生徒や対馬すら識別できない生徒が続出。「習っていません」と答えた生徒も目立った-というものだ。すぐに横やりが入る領土教育 報道後