2018年8月24日のブックマーク (1件)

  • 纒向遺跡の木樋など36遺跡の発掘成果紹介 橿考研博で速報展「大和を掘る36」

    平成29年度の発掘調査成果を紹介する速報展「大和を掘る36」が、9月2日まで奈良県橿原市の橿原考古学研究所付属博物館で開かれている。橿考研や各市町村教委による県内36遺跡の調査で出土した土器や木製品が一堂に並べられている。 会場には計442点を展示。大型の展示品では、纒向(まきむく)遺跡(桜井市)などで見つかった木樋(もくひ)3点があり注目される。水の祭祀(さいし)に関連する遺物で、木樋を表わしたとみられる室宮山古墳(御所市)やナガレ山古墳(河合町)の木樋形土製品も一緒に並べられている。 また、平城京跡(奈良市)で出土し、保存処理が終わった海老錠(えびじょう)が初めて一般公開されているほか、東大寺東塔院跡(同市)出土の鬼瓦や法隆寺若草伽藍(わかくさがらん)跡(斑鳩町)出土の焼けた瓦なども見ることができる。 9月1日午後1時から橿考研講堂で、発掘調査担当者が講演する土曜講座が開かれる。問い合

    纒向遺跡の木樋など36遺跡の発掘成果紹介 橿考研博で速報展「大和を掘る36」