滋賀県警と近江鉄道(同県彦根市)は6日、春の全国交通安全運動の一環で、白と黒のパトカーの柄やAKB48のメンバーなどを車両の外側に描いた「パトカー電車」を走らせた。関係者らが出発式を開いた。 歩行者の保護と交通マナーの向上が目標。電車の側面には「事故を撲滅しよう」というメッセージや、滋賀県交通安全ふるさと大使でAKB48のメンバー田名部生来(19)が警察官の制服姿で描かれており、式に出席した田名部は「滋賀県の交通マナーを日本一にしたい」と話した。 電車は近江鉄道全線で1年間走る予定で、同鉄道の担当者は「沿線の方々だけでなく、観光で滋賀を訪れる人にもぜひ見てほしい」としている。(共同)