「悪いなのび太、このゲームは3人用なんだ」 仲間はずれにされたのび太はドラえもんに泣きつく。 言わずと知れたスネ夫の意地悪である。 もし、こんなストーリーだったらどうだろう。 「新しいゲームを買ったんだ!」 4人してスネ夫の家に向かう。ゲームのコントローラーを渡される。 新しいゲームに期待が高まるのび太。 しかし、コントローラーは本体に接続されておらず、ゲームができない。 他の人はのび太の様子に気づいていないようで、ゲームに熱中している。 「次負けたやつはスネ夫のママにジュースもらってこいよ〜。」 のび太はいたたまれず、泣きながら帰った。 次の日しずかちゃんに言われる。 「のび太さんは昨日いつ帰ったの? 体調悪くなった?」 こんな場はいつでも発生しうる。 そう、土曜日の新年会のように。