最終更新:2018/2/26 15:34 保育課の窓口で、担当者から入園内定の有無を聞く保護者=2月9日、東京都目黒区 認可保育園に入りたくても入れない「待機児童」の統計を初めて国が発表し、対策を始めたのは1995(平成7)年のことでした。ちょうど、共働き家庭が専業主婦家庭より多くなるという転換点を迎えた時期です。その後も待機児童は解消されず、平成時代の子育ては、保育園を探す「保活」で始まります。その保活に敗れた先には、人生設計を狂わされる人たちもいます。(朝日新聞記者・田渕紫織、中井なつみ)
認定NPO法人フローレンス代表で、保育に関する政府審議会の委員も務めております、駒崎です。 さて、 待機児童を抱えた親たちが「#保育園に入りたい」という悲壮なハッシュタグをつけて呟いている状況に対し、Twitter上でこのような反応が見受けられました。 「じゃあ、待機児童いない地域に引っ越せよ」と。 こういうコメントは、ああ、きっと児童福祉法第24条を知らないから言ってるんだな、と保育事業者である僕は思うわけです。 【児童福祉法第24条とは何か】児童福祉法にはこうあります。 第二十四条 市町村は、この法律及び子ども・子育て支援法 の定めるところにより、保護者の労働又は疾病その他の事由により、その監護すべき乳児、幼児その他の児童について保育を必要とする場合において、次項に定めるところによるほか、当該児童を保育所(認定こども園法第三条第一項 の認定を受けたもの及び同条第九項 の規定による公示が
市川で開園予定の保育園が近隣住民の反対を受けて開園中止したことに関しての話です。 現在、わが家には2歳児の男の子が居ます。 絶賛育児中の家庭なので、保育園の大切さ、ありがたさは身に染みて感じています。 都内や都市近郊の待機児童問題は深刻ですし、保育園については開園されるべきだと思いますが、今回の市川での保育園開園反対の動きについてはしょうがないかもしれないとも思ったので、少し書いておきたいと思います。 ニュースでは、近隣住民の反対を受けて2016年4月に開園予定の私立保育園が近隣住民の反対を受け、開園を断念したと報じています。 市によると、同県松戸市の社会福祉法人が3月に木造2階建ての園舎を完成させた上で、4月1日に定員108人(0〜5歳児)で開園する計画だった。予定地は市中心部に近い住宅街で、昨年8月に開園を伝える看板を立てたところ、反対運動が始まったという。 引用:私立保育園:「子供の
保育園が建設される予定だった土地。周辺は閑静な住宅街で、予定地が面する道路は車はすれ違えない=千葉県市川市で2016年4月12日午後2時53分、小林多美子撮影 千葉県市川市で4月に開園予定だった私立保育園が「子供の声でうるさくなる」などの近隣住民の反対を受け、開園を断念していたことが分かった。同市の待機児童は373人で全国市区町村で9番目に多い(昨年4月時点)。説明会に同席するなどして地域の理解を求めてきた市の担当者は「(住民の反対で)開園が延期したケースは東京都内などであるそうだが、断念は聞いたことがない。残念だ」と言う。 市によると、同県松戸市の社会福祉法人が3月に木造2階建ての園舎を完成させた上で、4月1日に定員108人(0〜5歳児)で開園する計画だった。予定地は市中心部に近い住宅街で、昨年8月に開園を伝える看板を立てたところ、反対運動が始まったという。
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