動機 新発売のRaspberry Pi 2 はなんと4コアCPU。折角だから分散処理をさせて4コアをフルに使いきってみたい。 やったこと 分散処理フレームワークParallel Pythonを用いた簡単な分散処理プログラムを走らせ、旧モデルと新モデルの処理速度を比較してみた。 また、mpstatで各コアの使用率を確認した。 結論 旧モデルと比較して、4コア使い切ると約8.5倍、1コアだけでも約2.4倍高速、という結果になった。 4コア使いきった時、mpstatの結果も全コア100%となった。 所感 4コア使い切れたので満足である。 また、1コアだけでも十分速い事がわかった。デスクトップ画面やChromeブラウザの起動が2.2〜2.6倍程度早くなったという報告があるが、速度向上率が近いことから、1コア分の性能向上が大きく寄与しているのかもしれない。 実験方法と結果 分散処理の実行と処理時間測
