Suffix Array (Larsson-Sadakane) 説明 Suffix Arrayとは,与えられた文字列の接尾辞の集合を辞書順ソートしたものである.近年,これを用いることによって多くの文字列の問題が解かれることがわかってきた. Larsson-Sadakane は Suffix Array を O(n (log n)^2) 時間で構成するアルゴリズムである.Mamber-Myers と同様のアイデアによって文字列長を倍加させ,O(log n) 回の multikey quicksort を行うことにより,全体で O(n (log n)^2) の計算量を達成する.詳しくは適当な文献を参照. Suffix Array を用いて解けるもっとも典型的な問題は,文字列の検索である.Suffix Array 上で二分探索を行えば,O(m log n) でパターンの検索ができる.また,Suf