――こうしたコンテンツを取り巻く環境は、今後も続く可能性は高そうです。 佐久間:基本的にはこのままの状態が続き、ミュージシャンもリスナーもそれに馴染んでいくのだと思いますが、情報整理の方法は少し変わっていくかもしれません。つまり、「ググる」が第一の選択ではなくなる可能性はある。そういう意味では、spotifyやPandora Radioなどの音楽配信サービスに期待している人が多いですね。ただ、僕としてはAppleが出てきたときのようなドラスティックな変化がもう一段階起こらないと、状況は大きく変わらないと思います。 ――佐久間さんはこれまで音楽活動を続けるなかで、今のお話に出たような"情報の流通"の部分は常に意識していたのでしょうか。 佐久間:それほど意識はしてきていませんでしたが、やっている以上は、知識として入ってきますね。ここ15年くらいで状況は変わってきましたが、アメリカと比較して、日
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