なぜ日本は「自殺大国」なのか?その理由日本は自殺者数が8年連続3万人を超え、交通事故による死者数をも上回る、正に「自殺大国」。何がこのような数字をもたらしたのでしょう? 自殺の理由には、心の病気、特に「うつ病」が密接に関連しています。 6月1日に発表された警察庁のまとめによりますと、昨年の自殺者は32552人で、自殺の動機は、健康(46%)、経済・生活(24%)、家庭(9%)、勤務(6%)、男女(2%)問題の順でした。今回は、自殺の現状と、その背後にある心の病気の深刻さについて、お話したいと思います。 日本は自殺大国日本の自殺者数は今年で8年連続3万人超と報告されました。これは交通事故による死亡者数をも上回っています。 人口10万人あたりの自殺者で表される「自殺率」は驚くべきことに25.5。これはアメリカの2倍以上、世界でも、旧ソ連諸国と共にトップレベルの数字で、日本が自殺大国と言われる理
9月10日は「世界自殺予防デー」。10日から16日までの1週間は「自殺予防週間」になります。昨年(2009年)1年間の日本の自殺者数も3万人台(32,845人、警察庁統計)になり、12年連続年間自殺者数3万人台が続いています。 わが国にこれだけ自殺者数が増えたのは、なぜでしょう? 自殺者数3万人台となった最初の年は1998年ですが、前年には山一証券や北海道拓殖銀行の破綻があり、バブル崩壊から始まった不況の絶望感が極まった年でもあります。同時にIT化導入やグローバル経済への移行等、社会の高度情報化、そして産業構造の大変革が本格的に始まった時期でもあり、それを受けて多くの企業で人事制度改変(年功序列制、終身雇用制の廃止、成果主義の導入、雇用の多様化等)も本格的に始まった時期でもありました。 こうしたなか企業では雇用調整が始まり、特にリストラの対象とされた50代を中心とする中高年層の男性にうつ病
「人の視線が苦手……」の克服法(2ページ目)自分に自信がないと、対人状況で相手の態度や言動に敏感になりがちです。苦手意識が強く、日常生活に大きな支障が生じるようになると、社会不安障害の可能性もあります。詳しくご紹介しましょう。 人の視線が心底苦手! もしかして、「社会不安障害」?人前で自然に振舞えるという事は、その場の空気に応じて、ふさわしい言動を取れるという事で、実は、なかなか高度な事だと思います。 それには、経験も重要ですが、なんといっても自分自身に自信を持つ事が大切。自信のある人でも時と場合によっては足がすくんでしまう程、緊張してしまう事があるでしょう。例えば、付き合っている相手の両親に始めてお会いした時、セリに出されて値踏みされる牛になった気がした人もいるのではないでしょうか? 緊張や不安が高まると、以下のような身体症状が出現してきます。頭痛 動悸 発汗 呼吸が浅く、速くなる 気が
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