著書『すべてのJ-POPはパクリである』も好評のマキタスポーツさんが、ヴィジュアル系バンド『Fly or Die』でデビュー。「ヴィジュアル系はビジネスモデルである」と公言するマキタさんに、V系の魅力や特異性、金爆ブレイクの理由まで縦横無尽に語っていただきました。 ――ゴールデンボンバーはヴィジュアル系シーンを飛び越えてお茶の間にまで浸透したのは何故だと思います? マキタ:彼らはヴィジュアル系というシーンに埋もれたくない、従属したくないところがあったんじゃないのかな。そもそもヴィジュアル系のシーンの真ん中みたいなものがあるとしたら、彼らは明らかにそこにはいないでしょ。ゴリゴリのヴィジュアル系っていうわけじゃない。キリショーはNSC(※吉本興業のお笑いタレント養成所)に通ってたわけだし。 キリショーのラジオに出演した時に「なんでヴィジュアル系だったの?」と聞いた時、「だってヴィジュアル系って