20年前の1990年代半ばまではセダンといえばファミリーカー、そして高級車の代名詞だった。しかし、ミニバンの台頭によりファミリーカーだけでなく、高級車の地位までも奪われていった。 とはいえ、セダンの凋落は国産車に限った話であり、メルセデス・ベンツ、BMWといったドイツプレミアムブランドのセダンは国産車のセダンユーザーを取り込み、順調にセールスを伸ばしている。 国産セダンになく外国車のセダンが持つ魅力は、高い走行性能という要素。一見すると実用性の高い普通のクルマだが、実際に運転してみるとドライバーの意のままに操れるという高い運動性能が国産セダンユーザーのハートをガッチリつかんだのだろう。 しかし最近になって国産セダンの人気が回復しつつある。その一翼を担っているのが日産自動車のスカイラインだ。かつて「羊の皮を被った狼」というキャッチフレーズが付いたスカイラインは、輸入車に対抗できる高い走行性能
![国産セダン、人気復活?カギ握るスカイライン、BMWとの比較から復権を占う](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7bf7cfdc41d83d982dd3fbfc23e3b17174b16534/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbiz-journal.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F06%2Fpost_5927_skyline.jpg)