・あらすじ其の一 灰色の寒冷と焔の理が毎冬繰り広げる殺し合い。その結末を確認し生き残った方に止めを刺すために、幻想種の若き山守りは禁山に足を踏み入れた。 そこで見たのは、予想に反して元気に飛び回る焔の理と一揃いの布団だった。 ・あらすじ其の二 寒さは布団と小鳥の噴く火で凌げるし、暇つぶしは小鳥と棒人間が提供してくれる。 気が付くと雪山に転移していた男の自堕落に過ごす日々は、物理法則を無視した布団の中でぬくぬくと始まった。 ・あらすじ其の三 ■■で唯一■■な熱を帯びたそいつは、■■■の殻と質量のある■■■から構成されていた。 しかしどうやら■■■は構造的欠陥を抱えている様で、加えて殻が持つ高い■■■■から想像出来ない程脆い。 ■は興味と実用性から、そいつを■■■みる事にした。 こうして、良く分からない奴等の特に目的も無い交流が禁山の奥深くで始まった。 1★見知らぬ雪山 2020/05/01