針を使って顔面に色素を注入し、眉や目元などをきれいに見せる「アートメーク」。化粧の手間が省けることから近年人気を集めているが、無資格で他人に施したとして今年3月、医師法違反容疑で滋賀県近江八幡市の女性看護師(42)が書類送検された。滋賀県警がアートメークをめぐり立件したのはこれが初めて。一方、よくアートメークと比較される「入れ墨」については、県警が彫り師を同容疑で立件したケースは今のところない。いずれも医師免許が必要とされる行為だが、この2つを取り巻く状況にどのような違いがあるのだろうか。(桑波田仰太) 書類送検された女性看護師は昨年3月、近江八幡市内のマンション一室にエステ店を開業し、医師免許を持たずにアートメークを施して代金を受け取っていた。同年6月、客の女性が近江八幡署にまぶたの痛みなどを訴え、女性看護師の行為が発覚した。 アートメークをはじめ、レーザー脱毛や化学薬品を使ったしみやし
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