米Nielsen//NetRatingsは米国時間7月12日に,2005年6月のオンライン広告に関する調査結果を発表した。それによると,当月におけるオンライン広告の推定売上高は4億5600万ドルに達した。最も急速に成長したカテゴリは一般コミュニティ(前年同月比214%増)で,ヘルス&フィットネス(同80%増),ビジネス(46%増)などがこれに続いた。 オンライン広告の推定支出が多かったカテゴリのトップ3は,金融サービス,Webメディア,小売商品&サービス。これら3つのカテゴリを合わせた推定支出は約2億2800万ドルで,市場全体の半分を占めた。 「当社データによると,全世界のインターネット・ユーザーの53%,すなわち米国では7400万人がオンラインで財務関連の手続きを行っており,この結果,金融サービス会社がオンライン広告への支出に積極的な姿勢をみせている」(Nielsen//NetRatin