「ゆき、急にどうした?なんだ話って」 「お父さん、落ち着いて聞いてね。 私、結婚したいの」 「け・・結婚したいってお前、彼氏はいたのか」 「ううん。お付き合いはしてないけど、急にプロポーズされたの」 「そんなの駄目だ! まずは付き合って、その人のことをよく知ってからの方が・・・」 「大丈夫!私はその人のことずっと大好きだったから、とっても嬉しいの!昔から応援してたから」 「応援してた・・・って、何をしてる人だ?」 「ミュージシャン」 「駄目だ駄目だ!!音楽で飯も食えてないくせに、プロポーズだなんて」 「フフフ、大丈夫!人気ミュージシャンだから」 「え?」 「私その人のコンサート何度もいってるんだから。ビックリしたわよ!急にプロポーズされて」 「なんて人だ?」 「宮崎涼さん」 「・・・知らないなぁ」 「知らない?すごい人気なのよ♪」 「どんな人なんだ」 「ちゃんとしゃべったことないけど、絶対
お笑いを観に行くのが好きで、ライブによく行く。 しかし、純粋に「たくさん笑って、楽しかったなぁ~」とだけ思って帰れたことがほぼ無い。 何も考えず笑っていたくて、観に行っているのに。 いつも、考えなくて良いことを考えてしまう。 考えたくないのに、考えてしまう。 バカリズムの単独ライブを観に行った。 開催されたのは、東京にある草月ホール。 僕は、名古屋に住んでいる。 名古屋に住んでいるけれど、 バカリズムのライブのためだけに東京に行った。 DVDも発売されるけれど、現地で観たくて行った。 時間もお金もかかるのに。 「あと1か月後か~」 「ついに今週か!」 ライブの開催発表から、ずっとワクワクドキドキしていた。 当日、開場時間ぴったりくらいに草月ホールに到着。 入り口の看板の写真撮ったり、お祝いで贈られたお花を見たりして、 指定された席に座る。 「こんなに近くで観れるのか~!席運よくてうれしい!
8か月前の出来事をまだ知らない方は、まずこちらをお読みください。 推しにSNSをブロックされるまでの経緯がお読みいただけます。 この時点では、 僕がブロックされていたのは ・洲崎Twitter ・洲崎Instagram ・山田Twitter (・Runny Noize公式Twitter 一瞬だけブロックされたがすぐ解除された) これだけ。 ブロックされてから、 私はライブに行くのを控え、 およそ8か月待った。 待ち続けた。 そして、2024年2月26日 僕は次のライブに行ってみようと決めた。 2月28日に名古屋でRunny Noizeが出演するイベントがある。 家の近く。 ふだんはRunny Noizeは大阪で活動しているが、 僕の家のすぐ近く、名古屋に来る。 せっかく近所に来るのだから、観に行きたい。 でも、行って良いものなのか。 一応、 よしもとのライブ出禁一歩手前状態になったときに
先日の騒動についてのお詫びとご報告 まず、さる3月31日に顧問弁護士より報告がございました、私の自殺未遂騒動について心よりお詫び申し上げます。 借金玉本人に代わりまして、ご報告します。本書面以上の経緯や詳細につきましては、本人の回復を待って、お知らせいたします。 pic.twitter.com/GUqF2HvPeX — 借金玉 (@syakkin_dama) March 31, 2024 恥を忍んで真実を申し上げると、あれは自殺未遂などというマトモなものではなく、ここから続いていく文章を書き連ねるストレスと膨大なデータをとりまとめる作業の苦しさに耐えかね極度の不眠に陥り、睡眠薬を飲み足すうちに自己制御を失い、助けを求めたのか、何か言いたかったのかは思い出せませんが、顧問弁護士に電話はかけたものの、結局そのまま吞み続け意識を失ったというのが事実です。 記憶はほとんど残っていませんが、「なんと
はじめに僕は2022年1月頃から今まで、約1年半にわたって、お笑いコンビ・ラニーノーズが組んでいるバンド"Runny Noize"を応援してきた。 僕は1年半の中で、 好きになり、ライブに通い始め、メンバーに認知され、ファンに嫌われ始め、さらにはメンバー本人にも嫌われ、そしてSNSをブロックされ、ライブ会場出入り禁止になりかける という経験をした。 一体なぜそんなことになったのか、順を追って説明する。 ラニーとの出会い僕がRunny Noizeを好きになったのは、YouTubeで ”The Name”という曲のMVを観たときであった。 当時僕は高校3年生で、大学受験直前であった。The Nameを聴いたのは共通テスト前日のことだ。 試験前日で、プレッシャーや焦りで疲弊していた僕は、洲崎さんの甘い歌声に癒されて、Runny Noizeのファンになった。というか、洲崎さんのファンになった。 僕
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